漫画のレビュー&随想 | 100夜100漫

――夜毎、お話ししましょう。貴方が私を縊(くび)らぬ限りは。

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「 バトル 」 一覧

【一会】『七つの大罪 30』……神・魔・人の三陣営

七つの大罪 30―特製ミニ画集付き限定版 ([特装版コミック] 講談社キャラクターズA)

 昨年は劇場版アニメ化も果たした、「アーサー王伝説」に連なる剣戟と魔力のイングランド・ファンタジー『七つの大罪』。既に35巻がこの17日に刊行済みですが、未読だった昨年2月刊行の30巻から、ぐいっと追いかけていきたいと思います。
 ちなみに、30巻の限定版付録は「ミニ画集」。雑誌や関連本掲載時のカラーをそのまま収録し、鈴木先生による一口解説も付された1冊です。今から入手しようとすると中古を探さざるを得ないと思いますが、一読の価値はあると思われます。

メリオダスの離脱

 さて、本編に参りましょう。前巻後半で〈七つの大罪〉一行に襲い掛かってきたのは、魔神族としてのメリオダスの師にして世話役でもある、〈おしゃぶりの鬼〉チャンドラー。これを足止めするために立ちはだかったのは、元〈十戒〉にして、そのまた元は妖精王と巨人王だったグロキシニアとドロールの2人ですが、それからどうなることでしょうか。
 端的に云ってしまえば、2人はチャンドラーに歯が立ちませんでした。ただ一行を逃がす時間稼ぎには成功しましたし、キングとディアンヌに後を託せたために心残りはなさそう。生死は不明ですが、少なくとも再び戦いに参加することは無理かと思われます。

(さらに…)

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【一会】『魔法陣グルグル2 10』……魔王、交代。振り出しのジミナ村

 テキトー感あふれる勇者の少年ニケと、気持ちが魔方陣の効果に反映される神秘の魔法「グルグル」を使う少女ククリの、再びの冒険を描いている『魔法陣グルグル2』。過日に続き、今年9月に出た最新10巻について、概要と読んだ思いを綴って参りましょう。  なんだかヤバそうな技術……

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【一会】『魔法陣グルグル2 9』……役者たち、秘境に集う

 子どものような心の振幅が力となる、すこぶる不思議な魔法「グルグル」を操る魔法使いの少女ククリと、ちっとも勇者らしくない勇者ニケの冒険の続きを描いた『魔方陣グルグル2』。初代『魔方陣グルグル』が三度テレビアニメ化された、昨年の12月に9巻が刊行されました(現在10巻まで刊……

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【一会】『3×3EYES(サザンアイズ) 鬼籍の闇の契約者 3』……若き死者たちの“しゃべり場”

 先だって2巻について言及した『3×3EYES 鬼籍の闇の契約者』。12年ほど前(『3×3EYES』本編[100夜100漫第100夜]を参照)はオカルトアクションど真ん中という感じでしたが、今エピソードではその中にも「平和とは何か」というテーマが織り込まれ、一味違った味わ……

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【一会】『3×3EYES(サザンアイズ) 鬼籍の闇の契約者 2』……世界平和のための一試行

 12年前の本編の続編として綴られた「幻獣の森の遭難者」の終了後、ほどなく開始された『3×3EYES 鬼籍の闇の契約者』。現在3巻まで刊行されている単行本の、昨年12月刊行の2巻から、その展開を追って行きたいと思います。  ちなみに、第1巻については以下を参照ください。……

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【一会】『いぬやしき 10(完)』……老いたる元・霊長類の生命への賛歌

 ふとした切っ掛けで(といっても、いま思えばそれも何か1つの運命だったのかもしれませんが)、人知を超えたアンドロイドとなった老人と青年。それからの、相反するかのような2人の生き様を提示してきた奥浩哉氏『いぬやしき』の、最終巻となった10巻を読みました。  今巻の刊行は昨……

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【一会】『ダンジョン飯 6』……諍いと死闘、そして更なる深層へ

 古き良きファンタジーRPG的な世界観のもと、地下迷宮で魔物を食べるという要素を中心に据えた冒険物語として始まり、次第にダンジョンという概念自体を再検討する意識が顕わとなってきた九井諒子氏の『ダンジョン飯』。少し間が空きましたが4月に刊行された6巻について書きたいと思いま……

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【一会】『ダンジョン飯 5』……「めでたし」からの急転直下

 まるで往年のコンピューターRPG『ウィザードリィ』あるいは『ダンジョン・マスター』のような迷宮探索と、そういう世界観での食にまつわる記載がミックスされた、九井諒子氏による妙に所帯じみた“剣と魔法”系ファンタジー『ダンジョン飯』。現在6巻まで刊行されていますが、まだ述べて……

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【一会】『進撃の巨人 25』……その信念の意味と価値

 巨人化する能力を有するエルディア人の一種族“ユミルの民”、彼らの力を軍事利用してきた軍事国家マーレ、その両方がそれぞれの思惑から殲滅を願うパラディ島の“壁”の中に逃れたエルディア人たち。当初の“人類VS巨人”という構図から大きくかけ離れた世界の実態が明らかとなりつつある……

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【一会】『進撃の巨人 24』……あの時、君が思っていたのは

 巨人化する力を持つ“ユミルの民”を擁するエルディア人と、その力を軍事的に利用してきたマーレ、彼らが勢力を維持するために壊滅を狙うパラディ島壁内のエルディア人。そんな構図を成す“物語を規定していた「壁」の外側”から、これまでの戦いが再記述されている『進撃の巨人』。昨年12……

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