漫画のレビュー&随想 | 100夜100漫

――夜毎、お話ししましょう。貴方が私を縊(くび)らぬ限りは。

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「 人生 」 一覧

【一会】『Spotted Flower 3』……“汚れた大人”になった夜

Spotted Flower 3

 作者の有名作『げんしけん』(100夜100漫第3夜)で見覚えがあるような、二次元ヲタクな夫と一般人で夫ラブな妻。2人を中心とした“日常&妊娠→出産ストーリー”のような体で綴られてきたこの漫画『Spotted Flower』。
 予想よりも全然はやく3巻が出たのも、もう1年前の話となってしまいました。前述したような作品の枠から自ら逸脱するような、ある意味で衝撃的な今巻について、だいぶ遅くなりましたが語りたいと思います。

命名と妻の元彼

 前巻の本編ラストにて無事に出産が果たされ、母となった妻。妻と夫の共通の友人らしき皆さんが病院に駆けつけてきます。何気に1巻から皆勤のコスプレ大好きな女性と、ちらりとしか出てこず顔も見えませんが彼女の夫と思しき髭の男性、吃る癖のある男性と、『げんしけん』読者にとっては「あの人とあの人なんだろーなー」という面々です。
 友人らが去った後、今度は妻の祖母が来院。以前も相談しましたが未定だった赤ちゃんの名前について、そろそろ決めないとなりません。
 祖母の発案で決まった、赤ちゃんの名前は「咲」。やはりこの漫画の元ネタと云うべき『げんしけん』で登場した名前です。これは「この漫画はパラレルワールドですよ」という作者のメッセージと受け取っていいのでしょう。しかし相変わらず、お婆ちゃんは夫の趣味への理解があり過ぎですね。

(さらに…)

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【一会】『いぬやしき 10(完)』……老いたる元・霊長類の生命への賛歌

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【一会】『少女終末旅行 6(完)』……Fly Girls to The Moon

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【一会】『銀の匙 Silver Spoon 14』……想い、叶う。それはそうと急展開

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【一会】『進撃の巨人 24』……あの時、君が思っていたのは

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【一会】『アルテ 8』……帰郷。そしてこれからの選択肢

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【一会】『白暮のクロニクル 11(完)』……白い夕べの中で

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【一会】『ベルセルク 39』……桜舞う里の憩い、彼女の深層への旅

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【一会】『プリンセスメゾン 4』……真摯さに、祝福あれ

 26歳、年収250万円ちょっとの沼越幸(ぬまごえ・さち)のマンション購入を主軸に、色々な人物の住まいと暮らしと孤独を描いた『プリンセスメゾン』。昨秋はNHKでドラマ化などもされた本作の4巻が6月に刊行されました。例によっていささか遅いのですが、内容と感想を書いていきたい……

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【一会】『いぬやしき 9』……束の間の平穏、そして迫る大災厄

 普通の人間だった初老男性と男子高校生が、異星人が起こしたアクシデントによって高性能のアンドロイド化。それぞれ極に振れた2人を対比し、人智を超えた能力を誇る機械となった男子高校生・獅子神皓(ししがみ・ひろ)の暴走を食い止めようとする初老男性・犬屋敷壱郎(いぬやしき・いちろ……

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