「で でも あおいは かおるさまの側にいたい/ずっとずっと 側にいたい/…側にいたら/…ダメ?」「そんなのムリに決まってるよ/ずーっと側にいることなんて」「じゃあ あおいは かおるさまのこと ぜったいにわすれない/毎日毎日あおいの中で かおるさまのこと ずっと思ってる/だからあお……
「 ラブコメ 」 一覧
【一会】『東のくるめと隣のめぐる 2』……“隣”の意味を、もう一度
8日のサイン会にて入手した、『東のくるめと隣のめぐる』第2巻。予想外の刊行の早さは嬉しい誤算でした。
※サイン会については以下に記しています。
【探訪】『東のくるめと隣のめぐる』2巻発売記念サイン会…ついでに聖地探しも
東京都で唯一「平成の名水百選」に選出された湧き水の流れる東久留米市。この街を舞台に、学校ではクール系才媛を演じながらも実は辛い過去を経験していたヒロイン塚原めぐる(つかはら・――)と、そんな彼女を想いつつもイマイチそれを伝え切れない永耕助(えい・こうすけ)の、単なる“隣の席”から始まった微妙な関係を描く……。といった感じのこの漫画、1巻は、めぐるの幼馴染みにして、かつて告白した相手である女の子(!)宝生翼(ほうしょう・つばさ)の登場で耕助驚愕という場面で幕切れとなっていました。ここから物語はどう転がっていくのでしょうか。
今巻の展開を一言で表すならば、それは「めぐるの心の小さな変化」じゃないかと思います。
(さらに…)
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【一会】『白暮のクロニクル 5』……研修のち悪意不在の罪、ときどきラブコメ
吸血嗜好と長命性を持った“オキナガ”がいる世界を舞台に、厚生労働省夜間衛生管理課(通称やえいかん)の新人、伏木あかり(ふせぎ・――)と、古参の“オキナガ”雪村魁(ゆきむら・かい)を中心に描かれる、ファンタジック社会派公務員ミステリ(?)な『白暮のクロニクル』。予告通り4……
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第195夜 個人教授は軽く甘く、しかし数値的には厳密に…『マンガ 化学式に強くなる さようなら、「モル」アレルギー』
「プラスの電荷を持つナトリウムイオンとマイナスの電荷を持つ塩化物イオンは静電気の力でお互いに近づいて……/引き合って結合する」「結合……」「うん」「そして……/白いものができる」「まあ……」「塩だ」「塩? 塩を出してどうすんのよ/ああもう! ムードもへったくれも!」 ……
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第185夜 責任=自覚×選択…『時坂さんは僕と地球に厳しすぎる。』
「空木宗也、キミは知らないようだから言っておくが――/人に使命感を抱かせしめるものは主義などではない。/誰かの期待だ。」 『時坂さんは僕と地球に厳しすぎる。』田中ほさな 作、小学館『ゲッサン』掲載(2011年9月~2014年1月) 何事においても「ちゃんとしたい……
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第175夜 水面に映る明朗快活…『ケンコー全裸系水泳部ウミショー』
「ここで泳ぐ意味ないことないよ/レベルとか/そんなこと言っちゃダメだよ/ここではみーーんな/楽しいから泳いでるんだよ」 『ケンコー全裸系水泳部ウミショー』はっとりみつる 作、講談社『週刊少年マガジン』掲載(2005年7月~2008年4月) “ウミショー”こと県立……
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第154夜 状況の千変万化に踊らず信念を貫け…『絶園のテンペスト』
「愛花が殺されたのは不合理だ/魔法も不合理だ/なら二つをぶつければ辻褄が合う/愛花を殺したやつを/この手で殺してやれる」 『絶園のテンペスト』城平京 原作、左有秀 構成、彩崎廉 作画、スクウェア・エニックス『月刊少年ガンガン』掲載(2009年7月~2013年3月) ……
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第127夜 奇想に重ねた、直球ど真ん中な成長ロマン…『美鳥の日々』
「い…いや、違う!/何でオレの右手が女になってんだ!?/てゆーか、お前、何でオレのこと知ってんだよ!!!」「あ、あの…/それは…つまり、その…/私、ずっとずっと/か…片思いしてたんです。/セイジ君の事ッ!!」 『美鳥の日々』井上和郎 作、小学館『週刊少年サンデー』掲……
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第115夜 江戸前の七兄弟、親を偲んで旅路かな…『虹色とうがらし』
「つまりなにか?/おれたちは一人の男があっちこっちの女に手をだして産ませた子どもってわけか?」「人ぎきが悪いな、それぞれみんな本気で愛しあった結果じゃ。/それが証拠に同じ年のやつは一人もおらん。」「ふざけるない!」 『虹色とうがらし』あだち充 作、小学館『週刊少年……
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第103夜 一つ屋根の下、可笑しく切なく青春は往く…『めぞん一刻』
「生きていれば――/いろんな欠点も見えてくるだろう。/でも 死人は無敵だ。/彼女の中で理想像が増殖していく。」 『めぞん一刻』高橋留美子 作、小学館『ビッグコミックスピリッツ』掲載(1980年10月~ 1987年4月) 東京郊外の時計坂に建つ一刻館は、風呂なし、……