100夜100漫

漫画の感想やレビュー、随想などをつづる夜

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「 バトル 」 一覧

【一会】『魔法陣グルグル2 3』……最古にして最も有名な友達

魔法陣グルグル2(3) (ガンガンコミックスONLINE)

 2巻から8か月を経ての3巻刊行となった、メルヘンチックとオヤジチックの共存が相変わらずカオスな魅力の『魔方陣グルグル2』。前作『魔法陣グルグル』の新装版も出揃ったので、『2』から入った読者も安心といったところでしょうか。
 サビーナ王国での惨劇(笑)から人々を救うため、そして魔王よりも先にこの地域の魔神を味方につけるため、サビーナ山のダンジョンに向かったニケ、ククリ、魔法使いココルデの弟子の女の子ビッカ、それと謎のおじさん(キタキタ)。ここのダンジョンは「ともだちのダンジョン」ということで、今巻はこのダンジョン攻略の一部始終を味わえる形になっています。

魔法陣グルグル2(3) (ガンガンコミックスONLINE)

魔法陣グルグル2(3) (ガンガンコミックスONLINE)

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【一会】『七つの大罪 11』……“ただの言葉”が力になる時

 今月5日からのテレビアニメの影響がやはりすごい『七つの大罪』。勢いづいたところで11巻の刊行となりました。今巻を思い切り圧縮すると、王都での“七つの大罪”VS聖騎士の闘いに一応の決着が……と思いきや、魔神の血によって、事態は更に混迷を極めていく――といったところでし……

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【一会】『七つの大罪 10』……彼らの因縁と彼の罪状

 お盆休み明けと共に刊行された『七つの大罪』の10巻。今巻では前巻に引き続き、“七つの大罪”が侵入した王都でのキングVSヘルブラム、アーサー(&メリオダス)VSヘンドリクセン&ギルサンダーという2つの戦いが繰り広げられています。  しかし、なんといっても今回の主役は……

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【一会】『ギガントマキア』……全存在を巻き込んだリングのただ中で、咆える

 『ベルセルク』があまりにも有名な、というか、それ以外の作品はこのところ手がけておられなかった三浦健太郎氏ですが、数えてみれば今作『ギガントマキア』が実に24年ぶりとのこと。武論尊氏の原作で書いた『ジャパン』以来ということになるんでしょうか。24年という年月を思え……

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【一会】『Pumpkin Scissors 18』……絶望に瀕しながらも動く人間と、死人を造る死人

 ここでは初めて言及する『Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)』。まずは軽く概要を。  長らく戦争を続けていた“帝国”と“共和国”。「薄氷の条約」とも呼ばれる停戦条約が結ばれ、いちおうの戦争終結を見てから3年が経過し、帝国領内はそこそこ復興してき……

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【一会】『七つの大罪 9』……“英雄の戦い”の幕開けか?

 予想通り2か月で1巻ペースで刊行の『七つの大罪』。今巻9巻は全編戦いのさなかです。  囚われたエリザベスと、欠けた剣の柄に隠されていた祭器「常闇の棺」を取り戻すために王都に潜入(というか突撃)したメリオダス、バン、ゴウセル。時を同じくしてキャメロットの新王アーサー……

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【一会】『いぬやしき 1』……最終兵器っぽくなった初老の男性の行く先は?

 気が付けば『GANTZ』の終了からはや1年近くが過ぎた先月下旬に、奥浩哉先生の新作である『いぬやしき』1巻が刊行となりました。  事前情報ではお爺さんが主人公ということだけが明かされていたので、前作から一転して日常を描いたものになるのかなー、と何となく思っておりました……

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【一会】『月光条例 29(完)』……そして、物語は円環する

 「ヒジョーにメイワクな話をしよう」から始まった、おとぎ話(というか全ての物語)を巻き込んだ、ある意味で傲岸不遜、ある意味では史上最後の物語『月光条例』も、遂に語り終えられる時が来ました。最終巻だけに、頭の中を整理してから書きたいことも色々ありますが、あまり時間をおくのも……

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第176夜 夢現と血まみれの刃の向こう、優しさの咲く…『竹光侍』

「要するに、今の某(それがし)に刀は無用。」「大事な子を一人忘れておいでだよ、お前様」「ん……/見慣れぬ子だな……」「覗いてごらんな、ふふふふふ…」 『竹光侍』永福一成 原作、松本大洋 作、小学館『ビッグコミックスピリッツ』掲載(2006年8月~2010年3月) ……

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【一会】『七つの大罪 8』……その者の名前、マーリン

 祝アニメ化、ということで徐々に出版社も力を入れ始めている気がする『七つの大罪』。単行本の刊行ペースは2か月に1巻のようですね。  今回の8巻で、なんとなーく、メリオダスたちが罪を着せられている10年前の王国転覆疑惑事件の手がかりらしきものが示されてきました。メリオ……

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