漫画のレビュー&随想 | 100夜100漫

――夜毎、お話ししましょう。貴方が私を縊(くび)らぬ限りは。

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【一会】『3月のライオン 13』……“勇者の場所”に立てる者、望みながら叶わぬ者

3月のライオン  13 (ヤングアニマルコミックス)

 15歳でプロ棋士となり、対局に高校生活に悩んだり悔やんだりしつつ成長する桐山零(きりやま・れい)を主人公に置き、棋士たちの群像劇と、東京・月島界隈を思わせる“川の見える町”三月町に暮らす、あかり・ひなた・モモの川本家3姉妹の日々を描く『3月のライオン』。現状の最新巻である13巻の刊行は、昨年9月です。1年経っちゃいましたが、読んで思ったことなどを書き残したいと思います。

 内容に行く前に特筆したいのは、特装版の付録である「おでかけエコバッグ」のこと。幾つも限定版付録に言及してきましたが、実用部門に限れば間違いなく歴代1位の出来だと思います。
 口の部分のファスナー、折りたたみ用のボタン、分かる人にだけ分かる落ち着いたデザインと三拍子そろっており、監修を担当された羽海野先生らしい目配りがされた一品でしょう。入手から1年が経とうとしている今でも鞄に忍ばせ、予期せず荷物が増えた時などに大活躍してもらっています。

(さらに…)

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【一会】『いぬやしき 10(完)』……老いたる元・霊長類の生命への賛歌

 ふとした切っ掛けで(といっても、いま思えばそれも何か1つの運命だったのかもしれませんが)、人知を超えたアンドロイドとなった老人と青年。それからの、相反するかのような2人の生き様を提示してきた奥浩哉氏『いぬやしき』の、最終巻となった10巻を読みました。  今巻の刊行は昨……

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【探訪】コミティア125参加記録…夏コミ直後だけど賑やかに

 2018/08/20  漫事探訪

 今年も夏コミ直後の開催となった8月コミティア。いつものごとく参加してきたので、記録に残したい。  過去の記録は下のリンクからどうぞ。 【探訪】コミティア124参加記録…いつもに輪をかけて盛況 【探訪】コミティア123参加記録…西展示棟を上へ下へ 【探訪】コミティア1……

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【探訪】コミケ94三日目…平成最後の夏コミ、最終日

 2018/08/13  漫事探訪

 今日もまた、炎暑のビッグサイトでのコミケに参加してきたので、探訪記録を残そう。  C94最終日となった今日の主な配置ジャンルは以下の通り。 男性向、鉄道・旅行・メカミリ、アイドルマスター、ギャルゲー、評論・情報、創作(少年)、創作(少女)、学漫、オリジナル雑貨 ……

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【探訪】コミケ94二日目…初日より、人も暑さもプラス気味

 2018/08/11  漫事探訪

 今日もコミケに参加してきたので、その記録を。  C94二日目の今日の主な配置ジャンルは以下の通り。 ガルパン、ラブライブ!、ヘタリア/血界戦線、ワールドトリガー、ハイキュー!!、黒子のバスケ、ユーリ、TIGER&BUNNY、おそ松さん、ガンダム、弱虫ペダル、進撃の巨……

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【探訪】コミケ94一日目…暑いけど、そこまででもなかった初日

 2018/08/10  漫事探訪

 記録的な暑さとなっている今年の夏にも、コミケの3日間が訪れた。命をだいじにしつつ連日参加しようと思っているので、例によって記録を残そう。  C94初日の今日の主なジャンルは以下の通り。 TYPE-MOON、スクウェア・エニックス、艦これ、あんさんぶるスターズ!、……

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【一会】『少女終末旅行 6(完)』……Fly Girls to The Moon

 履帯式牽引車両ケッテンクラートに乗った2人の少女、チトとユーリ。終わりゆく世界の多層構造都市を上へ上へと向かう彼女たちの旅を描いてきた、つくみず氏の『少女終末旅行』の、完結巻となった6巻を読みました。  正直なところ、結末を知るのが怖くて、なかなかページをめくれなかっ……

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【一会】『少女終末旅行 5』……最上層、その手前の追憶

 沈黙が支配する終末間近な未来世界を、履帯式牽引車両ケッテンクラートで旅する2人の少女、黒髪黒瞳・しっかり者のちーちゃん(チト)と金髪碧眼マイペースなユー(ユーリ)。2人の、呑気さと悲壮さの絶妙な混淆に哲学的な問いを散りばめた旅を描いたつくみず氏『少女終末旅行』の、最終巻……

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【一会】『銀の匙 Silver Spoon 14』……想い、叶う。それはそうと急展開

 札幌で勉強漬けだった中学生活から、逃げるように十勝の大蝦夷農業高校に進学した八軒勇吾(はちけん・ゆうご)。彼の価値観の転換と“本当にやりたいこと”の探索を中心に、淡い恋と部活動、そしてひたすら農地と家畜と労働の群像劇を描いてきた『銀の匙 Silver Spoon』の……

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【一会】『Pumpkin Scissors 21』…… 今、押込めていた「正義」を語ろう

 そろそろ刊行が1年前になろうか(2017年8月刊行)という事実に戦きますが、それでも『Pumpkin Scissors(パンプキン・シザーズ)』第21巻について、色々と書こうと思います。  長らく続いた“帝国”と“共和国”の戦争。停戦から3年を経ても、その傷痕は種々の……

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