今夏より三度アニメも放映中の、色モノ(「じゃないとは言わない」と今巻でニケ自身も云ってたりする)RPG風ファンタジー漫画、『魔法陣グルグル2』の8巻が6月下旬に刊行されました。相変わらず遅いですが、概要と思ったことなどを書き連ねたいと思います。 今巻のニケとククリ達……
【探訪】魔法陣グルグル大原画展 ~衛藤ヒロユキの世界~…奇想の引き出しの奥底
アニメに続編にと好調な、RPG的メルヘンファンタジーおやじ漫画『魔方陣グルグル』。何度も言及してきた漫画だが、先週11月10日(金)から、23日(木・祝)まで、『魔法陣グルグル大原画展 ~衛藤ヒロユキの世界~』が催されている(公式サイト)。12日の衛藤先生によるサイン会には参加できなかったけれど、見に行ってきた。一部アニメ関連の展示を除いて撮影が可能だったので、写真も織り交ぜて紹介しよう。
入場券と、平日来場特典のイラストカード。特製缶バッジがもらえる入場券もある(22日まで各プレイガイドで予約)が、すっかり忘れていたので今回は当日券800円で。
開催場所は、過去に『もやしもん×純潔のマリア原画展』(当該記事)や『羽海野チカの世界展』(当該記事)も行われていた西武池袋本店の別館2階(西武ギャラリー)。公式サイトでは「東京会場」として紹介されているので、そのうち地方でも開催されるのでは、と思う。
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【一会】『3×3EYES(サザンアイズ) 鬼籍の闇の契約者 1』……暗黒の“神”は何を望む
80年代の終わりからゼロ年代はじめに連載された伝奇活劇漫画『3×3EYES』(100夜100漫第100夜)。そのラストから12年後の出来事を描いた「幻獣の森の遭難者」が昨年完結しましたが、そのさらなる続篇「鬼籍の闇の契約者」の1巻が、去る6月に刊行されました。かなり遅く……
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【随想】扉の向こうの、もう一つの扉――活字本に繋がる漫画たち
暑かった今年の夏も終わり、そろそろ読書の秋。ホームである『100夜100漫』から出張して、読書人の牙城『シミルボン』に自分がお邪魔するようになって、1年になりました。 『シミルボン』は読書全般についてのレビュー&コラムのプラットホームですが、そこで自分が書い……
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【一会】『七つの大罪 26』……彼が心を棄てた理由
様々な種族から成る騎士団〈七つの大罪〉と、魔神王に従う〈十戒〉。両者の戦いを描きつつ、背景には各種族の思惑が描かれた”円卓の騎士”的バトルファンタジー漫画『七つの大罪』。引き続き周回遅れ気味(既に27巻も刊行済み)ですが、5月刊行の26巻について書きたいと思います。 ……
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【一会】『プリンセスメゾン 4』……真摯さに、祝福あれ
26歳、年収250万円ちょっとの沼越幸(ぬまごえ・さち)のマンション購入を主軸に、色々な人物の住まいと暮らしと孤独を描いた『プリンセスメゾン』。昨秋はNHKでドラマ化などもされた本作の4巻が6月に刊行されました。例によっていささか遅いのですが、内容と感想を書いていきたい……
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【一会】『いぬやしき 9』……束の間の平穏、そして迫る大災厄
普通の人間だった初老男性と男子高校生が、異星人が起こしたアクシデントによって高性能のアンドロイド化。それぞれ極に振れた2人を対比し、人智を超えた能力を誇る機械となった男子高校生・獅子神皓(ししがみ・ひろ)の暴走を食い止めようとする初老男性・犬屋敷壱郎(いぬやしき・いちろ……
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【探訪】コミティア121参加記録…いつもより結構じっくりと
 2017/08/20  漫事探訪
例によってコミティア121に参加してきた。コミケから1週間ということでビッグサイトも比較的穏やかだった気もするけれど、そんな今回も写真と文章で振り返る。 過去の記録は下のリンクからどうぞ。 【探訪】コミティア120参加記録…原点を楽しむ 【探訪】コミティア1……
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【一会】『月影ベイベ 9(完)』……一切は、楽の音と共に流れていきます
毎年9月初頭に行われる富山市八尾の風習「おわら風の盆」までの季節を舞台に、高校生の佐伯光(さえき・ひかる)と峰岸蛍子(みねぎし・ほたるこ)を始めとした「おわら」に親しむ高校生たちと、それを見守る光の伯父にあたる佐伯円(――・まどか)を始めとした大人たちの群像も描いた……
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【探訪】コミケ92三日目…熱気に気温もやや上昇
 2017/08/13  漫事探訪
コミケ92、最終日3日目となった今日も参加してきた。例によって写真と文章を残そう。 C92、3日目の今日の主なジャンルは以下の通り。 男性向、TYPE-MOON、アイドルマスター、ラブライブ!、ギャルゲー、評論・情報、歴史・創作(文芸・小説)、学漫、創作(少……