年明けから三度アニメ化もされた『七つの大罪』。エリザベスをめぐって歩んできた、メリオダスの3000年にわたる過酷な時間が明かされ、“騎士団〈七つの大罪〉と魔神族との戦い”や“アーサー王伝説にどう繋がるか”ということに加えて、“彼と彼女の終着点”も気になることになってきま……
【一会】『双亡亭壊すべし 5』……黒と哄笑の来歴
絵描きを目指す凧葉務(たこは・つとむ)、短刀を用いて魔を祓う刀巫覡(かたなふげき)の柘植紅(つげ・くれない)と、その弟・立木緑朗(たちき・ろくろう)、そして45年前の飛行機事故から変貌した姿で生還した凧葉青一(――・せいいち)。その4人を中心に、謎と悪意に満ちた館〈双亡亭〉をめぐり、話は彼方の異星にまで飛んだ『双亡亭壊すべし』。既に7巻まで出ていますが、ひとまず5巻から、読んで思ったことを書きたいと思います。
宇宙の彼方、「オジイチャン」こと〈白い星〉と、そこに身を寄せている青一たち旅客機の乗員。そして、これを侵略しようとする〈侵略者〉である〈黒い星〉。永続するかと思われた両者の戦いも、幾多の死と45年の歳月を経て、ついに終局に至りました。
しかし、唯一生き残り、〈黒い星〉の内奥に攻め入った青一と弟のマコトが見たのは、謎の穴。そしてその向こうに見える青い星とあの建物――地球と〈双亡亭〉でした。
広告
-
【一会】『七つの大罪 28』……良くも悪くも、因果は巡る
多種族による7人だけの騎士団〈七つの大罪〉と、世を滅ぼそうとする魔神族の戦い、そしてその背後にある魔神族と女神族という対立する二種族間に芽生えた愛の悲劇を描く『七つの大罪』。過日に引き続き、昨年10月刊行の28巻について語ります。 ちなみに今巻の限定版はキラキラ缶バ……
-
【一会】『七つの大罪 27』……憂心去らぬ、再集結
魔の血を受け継ぎながら平和を願ったメリオダスを団長に、様々な種族が集った7人の騎士団〈七つの大罪〉の戦いと、過去の因縁を解き明かし、アーサー王の伝説へと連なる前日譚『七つの大罪』。27巻が出たのは去年7月です。既に29巻まで出ている本作ですが、まずは今巻から、読んで思っ……
-
【探訪】コミケ93三日目…あわやホワイト・コミケット
 2017/12/31  漫事探訪
2017年最後の1日にして、コミケ最終日の今日。無事に参加して帰ってこられたので、年が明ける前にまとめておこう。 3日目の今日の、主なジャンルは以下の通り。 男性向、鉄道・旅行・メカミリ、創作(少年)、学漫、歴史・創作(文芸・小説)、オリジナル雑貨、評論・情……
-
【探訪】コミケ93二日目…穏やかな中日
 2017/12/30  漫事探訪
コミケ93も2日目。参加して無事に帰還したので、引き続き記録を残そう。 2日目の今日の、主なジャンルは以下の通り。 ラブライブ!、ガンダム、ユーリ、おそ松さん、ワールドトリガー、ハイキュー!!、黒子のバスケ、血界戦線/ヘタリア、弱虫ペダル/ダイヤのA、進撃の……
-
【探訪】コミケ93一日目…午後から参加でちょうどの初日
 2017/12/29  漫事探訪
2017年を締めくくるコミケの3日間がやってきた。今回も全日参加のつもりなので、1日ごとに記事に残そうと思う。 C93初日となる今日の主なジャンルは以下の通り。 TYPE-MOON、スクウェア・エニックス、艦これ、あんさんぶるスターズ!、刀剣乱舞、東方Proje……
-
【一会】『白暮のクロニクル 11(完)』……白い夕べの中で
厚生労働省の夜間衛生管理課(通称「やえいかん」)の新人・伏木あかり(ふせぎ・――)と、夜衛管が管轄する不死人“オキナガ”である雪村魁(ゆきむら・かい)。数奇な因縁のある2人が、諸々の事件を解決しつつ、12年ごとに女性を惨殺するシリアルキラー「羊殺し」を追う幻想社会派ミス……
-
【一会】『ベルセルク 39』……桜舞う里の憩い、彼女の深層への旅
多くの人が、その成り行きを固唾を飲んで見守るダークファンタジー、三浦健太郎氏『ベルセルク』の、39巻が刊行されたのは今夏の始めの6月末。未完の大作になるのでは、と云われることも多い本作ですが、前巻からは1年余りというハイペースの刊行となりました。相変わらず遅きに失し過ぎ……
-
【探訪】コミティア122参加記録…天候も回復、気楽に一回り
 2017/11/24  漫事探訪
年内は最後となるコミティア122に今回も参加してきた。写真と文章で記録を残したい。 過去の記録は下のリンクからどうぞ。 【探訪】コミティア121参加記録…いつもより結構じっくりと 【探訪】コミティア120参加記録…原点を楽しむ 【探訪】コミティア119参加記録…さ……