予定通り2か月おいての新刊刊行となりました『七つの大罪』。はやいもので13巻となりました。ちなみに今回の限定版は〈7つの大罪〉メンバーの手配書の似顔絵をあしらったメタルマグネット7つやシールとなっています。 13という数は7と同様、キリスト教的に“いわくつき”の……
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【一会】『せっかち伯爵と時間どろぼう 6(完)』……それは、歳々に還る魂のような
終わるという噂通り、本当に新年最初の『マガジン』で完結した『せっかち伯爵と時間どろぼう』。最終巻となる6巻が発刊になりました。時計仕掛けの狂騒劇は、果たしてどんな結末を迎えたのでしょうか――。
前巻の途中から、いつもの時事ネタや下ネタの色合いは薄れて、入れ替わるように始まった伯爵の“2周目”。それは最愛の妹を時命(伯爵たち上人類の寿命)による死から救おうとする故の行動でした。しかし、時を遡った影響か、いつしか“2周目”の物語は並行世界へと突入してしまい、大きく分けて7つあるとされるバッドエンド(打ち切り)を1つずつ潰さなければ元の世界に戻れないということに。並行世界の夕仏真心(ゆぶつ・まごころ)の、キリコの絵画「街の神秘と憂鬱」のような登場の仕方に不安がいや増します。
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【一会】『せっかち伯爵と時間どろぼう 5』……始まりなのか、終わりなのか
人類の60倍の速度で生き、しかし寿命はたった1年のために時間中に飛び飛びに存在するという人類の上位存在、上人類の生態を、物事の新解釈&パロディ&風刺ネタ満載で描くこの漫画(まあ、云ってしまえばネタの方が本体なのかもしれませんが…)『せっかち伯爵と時間どろぼう』。前巻から……
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【一会】『七つの大罪 12』……絶大なり、漆黒の力
アニメの人気が盛り上がっていますが、漫画本編の物語も一つのクライマックスと思われる『七つの大罪』、前巻から2か月おいての12巻刊行となりました。ちなみに限定版には、全キャラ誕生日付き2015年日めくりカレンダーが付いています。 今巻は、バンとメリオダスによる“大……
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【一会】『進撃の巨人 15』……それは誰が為の“選択”か
考えてみたら、作品そのものについて言及するのは初めてです、『進撃の巨人』。 人類を脅かす強大な巨人が闊歩する“壁”の外と、母を殺され全ての巨人を駆逐せんと怒りに燃えるエレン・イェーガー、その幼馴染で卓越した戦闘能力を有すミカサ・アッカーマン、同じく幼馴染で体力的には……
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【一会】『七つの大罪 11』……“ただの言葉”が力になる時
今月5日からのテレビアニメの影響がやはりすごい『七つの大罪』。勢いづいたところで11巻の刊行となりました。今巻を思い切り圧縮すると、王都での“七つの大罪”VS聖騎士の闘いに一応の決着が……と思いきや、魔神の血によって、事態は更に混迷を極めていく――といったところでし……
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【一会】『せっかち伯爵と時間どろぼう 4』……「ありのー♪」だけで分かる
意外にダメな人が多い人類の上位存在、上人類の生態と、相変わらずの時事ネタ弄りで飛ばすこの漫画『せっかち伯爵と時間どろぼう』も、はや4巻となりました。刊行日で云えばその間わずか2か月。…まあ、タイミングによっては毎月単行本を刊行する場合もあるようだしいいのか。 今……
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【一会】『七つの大罪 10』……彼らの因縁と彼の罪状
お盆休み明けと共に刊行された『七つの大罪』の10巻。今巻では前巻に引き続き、“七つの大罪”が侵入した王都でのキングVSヘルブラム、アーサー(&メリオダス)VSヘンドリクセン&ギルサンダーという2つの戦いが繰り広げられています。 しかし、なんといっても今回の主役は……
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【一会】『せっかち伯爵と時間どろぼう 3』……他人の悪夢が残すのは
刊行からちょっと遅れましたが、『せっかち伯爵と時間どろぼう』の3巻について書いておきます。 「“海賊王”に!!!! ならないからっ!!!」と帯にも大書されている『ワンピース』を皮切りに、○ィズニーに北朝○に放射能と、相変わらず“怖いものなど何もない”系風刺ネタ(下ネ……
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【一会】『七つの大罪 9』……“英雄の戦い”の幕開けか?
予想通り2か月で1巻ペースで刊行の『七つの大罪』。今巻9巻は全編戦いのさなかです。 囚われたエリザベスと、欠けた剣の柄に隠されていた祭器「常闇の棺」を取り戻すために王都に潜入(というか突撃)したメリオダス、バン、ゴウセル。時を同じくしてキャメロットの新王アーサー……