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【一会】『おるたな 宇河弘樹短編集Ⅱ』……三味線と、硝子の靴と、ピー○君
作者の代表作『朝霧の巫女』(100夜100漫第56夜)の外伝(というか自己パロディ?)が収録されている、というのが恐らく一番の話題であろう短編集『おるたな 宇河弘樹短編集Ⅱ』が発売されました。「~短編集Ⅱ」とされているのは、2000年に出た『妖の寄る家』が短編集Ⅰに当たるためでしょう。
「おるたな」というのはもちろん英語のalternativeから来ているわけで、「もうひとつの」というキーワードのもと、『朝霧の巫女』外伝「アサギリノミコ」とあと2つ、計3編が収録されています。とはいえ、キーワードに合致しているのは正直なところ「アサギリノミコ」だけかなー、と。残り2編にこの言葉は、ちょっとこじつけっぽい気がしないでもないです。
とはいえ、これまで存在は知りながらも読む機会を得なかった短編を読むことができるのは、やはり有難いです。以下、掲載順に従ってちょっとずつ触れてみましょう。

