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第150夜 京言葉が語るボケとツッコミ、小さな絆…『京洛れぎおん』
「奴らと戦う力を持っていても小学生だよ/本気の力をモロに受ければ壊れてしまう/体もまだ未熟なのに/使命だから行くんだ/えらい子なんだよね」「別のイミで俺がえらいんですけど!?」

『京洛れぎおん』浅野りん 作、マッグガーデン『コミックブレイドBROWNIE』→『月刊コミックブレイド』掲載(2008年12月~2013年8月)
ゲーム『神獣旅団(モンスター・クルセード)』好きの中学3年生、神足鉄汰(こうたり・てった)は、母親の勧めた五光山(ごこうざん)学園高校を受験するために訪れた京都で、あらゆるものを喰らう半透明の化け物を目撃する。
同時に鉄汰は同い年の少女、西遠紫里(さいおん・ゆかり)と知り合うが、政府の古都史跡安置保全課(通称こしあん)に所属する役人、紀ノ川(きのかわ)の車に拉致同然で連れ込まれてしまう。
鉄汰の見た、異次元から現れる化け物を倒す力を持ち、遠い昔から代替わりを繰り返し京都を護ってきたと云われる“戦女(いくさめ)”。あくまで軽いノリの紀ノ川によれば、鉄汰には戦女の受けるダメージを引き受ける、サポーターとしての適性があるという。
そんなわけで、なし崩しに戦いの場に立たされた鉄汰だが、コンビを組むことになった小学5年生の戦女、椹木千鳥(さわらぎ・ちどり)のツンツンぶりに衝突することもしばしば。しかし、少しずつ互いに信頼関係を築いていく。
無表情な戦女の葉賀椛(はが・もみじ)と、鉄汰と同じく紫里の母が営む寮に住む元気者の車折和助(くるまざき・わすけ)のコンビ。“男の娘”な戦女の高小路紫水(たかのこうじ・しすい)とその従者である石川北泉(いしかわ・ほくせん)のコンビ。そんな仲間たちとともに、鉄汰と千鳥の日常と戦いは続く。
やがて現れる、戦女と化け物との戦いを邪魔する“万葉の戎士(まんようのじゅうし)”を名乗る謎の3人組。そして、ほのめかされる政府と市の秘密。鉄汰と千鳥は、洛中と世界の平和を護り通すことができるのか――?
