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第146夜 スパイスの香りに、みんなが集まる…『今日、カレー!』
「やっぱりおなじがいいね」「ん?」「あのね/やっぱり/おなじものを おいしいって おもうって/なんか うれしいね」

『今日、カレー!』縞野やえ 作、マッグガーデン『月刊コミックブレイド』掲載(2011年9月~2012年2月)
美しい自然に囲まれ、採れる魚も野菜もおいしい弁天大島(べんてんおおしま)。もともとは弁天様を奉る島だっただけに、ちょっと不思議な出来事が今も起こる場所だ。
東京から、亡き母の故郷であるこの島に引っ越してきた春瀬うらら(はるせ・−−)は、5歳の女の子。アルバイトの女子高生、お調子者のスバルと丁寧だけどちょっと抜けてる頼子(よりこ)の2人とともに、屋台カーで父の祐一(ゆういち)が営むカレー屋を手伝う毎日だ。
島の人々とののんびりとしたひとときをスバルが掻き回し、頼子・祐一・うららが呆れる、そんな日常を過ごしてみたり、弁天様を始めとする不思議な存在たちとも仲良くなってみたり。
母との思い出を胸に、すこしセンチメンタルになることもある。けれど、賑やかな島の面々と、胸をくすぐるスパイスの香りが、うららを優しく育んでいく。
