100夜100漫

漫画の感想やレビュー、随想などをつづる夜

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【探訪】コミケ89一日目…天気快晴のコミケ日和

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 恒例のコミケに行ってきたので例によって探訪記事を書き留めたい。
 C89初日の今日の主なジャンルは以下の通り。
 ジャンプ系、ガンガン系、創作(JUNE/BL、少女)、TIGER&BUNNY、ガンダム、アニメ、その他ファンサークル
 ちなみに二日目、三日目の記事は以下。
【探訪】コミケ89二日目…午前のみだけど結構満足
【探訪】コミケ89三日目…ゆるりと参加で楽しく最終日

会場到着
 例によって寝坊と出がけに手間取ったため、新木場駅に着いたのが12時半過ぎになっていた。
IMGP3958 新木場駅コンコースは既に新年の装いだった。

(さらに…)

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【一会】『白暮のクロニクル 7』……迫る未年の終わり、まだ視えない真相

 非常な長命と不死性を有する“オキナガ”と、それを管理する厚生労働省夜間衛生管理課(通称やえいかん)が存在する世界。夜衛管の新人・伏木あかり(ふせぎ・――)と、88歳にして外見は少年な“オキナガ”雪村魁(ゆきむら・かい)の2人が、未年ごとに若い女性を殺害する連続殺人者“羊……

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第205夜 ディスプレイに躍る意地と愛と魂と…『大東京トイボックス』

「…それは/直さずにすめばその方が効率がいいからに決まって…」「もうやめろ/効率? プロ? まるでガキだな」「…なんだと?」「そんなのは大人じゃねえ/ただの聞き分けのいい子供だ」 『大東京トイボックス』うめ(小沢高広…企画・シナリオ・演出担当/妹尾朝子…作画・演出担……

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【一会】『七つの大罪 18』……死ねなくなった“狐”の肖像

 ブリタニアの存亡をかけ、騎士団“七つの大罪”や聖騎士達と、“十戒”を筆頭とする魔神族との大きな戦いが始まらんとしている『七つの大罪』。先日18巻が刊行となりました。  今回の限定版付録は、昨年12月刊行の12巻の時と同様カレンダーです。去年は日めくりでしたが今年は……

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【一会】『乙嫁語り 8』……不器用娘に、春よ来い

 2月の7巻から10か月で刊行となりました『乙嫁語り』8巻。予想より少しだけ早く出たようです。19世紀中央アジア各地の民族の生活や乙嫁(美しいお嫁さん)について、物語的にも絵的にも丁寧に描かれた漫画です。  今巻の大半は2巻から登場しているパリヤのエピソードです……

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【一会】『進撃の巨人 18』……明かされた過去と胸中。そして決戦へ

 予告通りの刊行となった『進撃の巨人』18巻。今巻の限定版はサンタ服を着たエレンの“ねんぷち”です。季節を選びますが、机上のマスコットとしてはなかなか良いかと。  本編の内容はといいますと、ヒストリアを中心とした政治劇から、再び壁と巨人をめぐる攻防に話が移ってきた感じで……

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【一会】『猫瞽女―ネコゴゼ― 2』……温泉地の勝負の行方はロシア式

 巫女に次いで猫耳という、ある意味で近年のヲタク界隈の要求を飲み込んだ上で、見事に渋み溢れる作品世界を描き出す宇河弘樹先生の『猫瞽女―ネコゴゼ―』第2巻が先日刊行されました。  描かれるのはパラレルな195X年。戦争に勝利したソ連によって支配され「日本自治ソビエト社会主……

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【一会】『いぬやしき 5』……それは、果たして贖罪なのか

 地球外生命体らしき存在たちの事故に巻き込まれ、現在の人類には不可能な能力を付与されたアンドロイドとして復活した、初老の犬屋敷壱郎(いぬやしき・いちろう)と高校生の獅子神皓(ししがみ・ひろ)の、それぞれの“生きている感じ”をめぐる活躍と殺戮を描く『いぬやしき』。先月後半に……

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【一会】『アルテ 4』……想いを残し、新天地へ

 16世紀初頭のフィレンツェを舞台に、貴族出身ながら画家を志望する元気少女アルテの修行の様子と、師匠であるレオへの淡い恋心、当時の人々の生活描写がそれぞれに興味深い『アルテ』。先ごろ4巻が発刊されましたので、書き留めておきましょう。  前巻では重労働のフレスコ画の助……

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【探訪】「東久留米のぞきめがね 川編」~『東のくるめと隣のめぐる』とたどる~…ついでにあの喫茶店も

 2015/12/02  漫事探訪

 11月22日から今月12月6日まで、東久留米市立中央図書館にて「地域資料展「東久留米のぞきめがね 川編」~『東のくるめと隣のめぐる』とたどる~」が開催されている。かつては生活排水などで汚染されていた同市の川が、どのように清流として蘇ったかを、我孫子祐先生の漫画『東のくるめと……

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