「 日別アーカイブ:2014年04月03日 」 一覧
第166夜 ひと皿ひと皿に込められた、“本当の私”…『寿司ガール』
「寿司ごときに私の生き方が変えられるなんて/認めたくないけどね!!」

『寿司ガール』安田弘之 作、新潮社『月刊コミック@バンチ』掲載(2011年1月~2012年5月)
深夜の回転寿司で、ふと入った寿司屋で、行きつけの店のカウンターで。それぞれの人生を抱えつつも、ふと寿司の前で相好を崩す女たち。そんな女たちの前に、頭にネタを乗せた一皿大の彼女たちは現れる。
コハダさん、イカちゃん、イクラパトラ様に甘海老式部——。彼女たちに出会った女たちは、うろたえつつも奇妙この上ないこの寿司娘たちと同居し、一方通行気味な対話を続ける。
寿司ガールたちは何もしない。ただそこに居るだけ。たったそれだけのことなのに、気がつけば女たちは自分を再発見し、今日よりはちょっとだけ前向きな明日を迎えるのだった。
