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漫画の感想やレビュー、随想などをつづる夜

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【一会】『進撃の巨人 15』……それは誰が為の“選択”か

進撃の巨人(15) (講談社コミックス)

 考えてみたら、作品そのものについて言及するのは初めてです、『進撃の巨人』。
 人類を脅かす強大な巨人が闊歩する“壁”の外と、母を殺され全ての巨人を駆逐せんと怒りに燃えるエレン・イェーガー、その幼馴染で卓越した戦闘能力を有すミカサ・アッカーマン、同じく幼馴染で体力的には劣りながらも切れ者のアルミン・アルレルトの3人を含む“兵団”や一般市民、王侯貴族の暮らす“壁の中”。
 当初は圧倒的な人類の敵に対して戦いを挑み続ける、悲愴さの中にも人間の誇りを謳ったダークファンタジーの体を成していた物語は、そのジャンル性を次々に拡張し、単純に絶望的な戦いを描くだけでない、巨人と人類をめぐる大きな秘密を追究していくものとなってきています。

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