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漫画の感想やレビュー、随想などをつづる夜

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【一会】『七つの大罪 30』……神・魔・人の三陣営

七つの大罪 30―特製ミニ画集付き限定版 ([特装版コミック] 講談社キャラクターズA)

 昨年は劇場版アニメ化も果たした、「アーサー王伝説」に連なる剣戟と魔力のイングランド・ファンタジー『七つの大罪』。既に35巻がこの17日に刊行済みですが、未読だった昨年2月刊行の30巻から、ぐいっと追いかけていきたいと思います。
 ちなみに、30巻の限定版付録は「ミニ画集」。雑誌や関連本掲載時のカラーをそのまま収録し、鈴木先生による一口解説も付された1冊です。今から入手しようとすると中古を探さざるを得ないと思いますが、一読の価値はあると思われます。

メリオダスの離脱

 さて、本編に参りましょう。前巻後半で〈七つの大罪〉一行に襲い掛かってきたのは、魔神族としてのメリオダスの師にして世話役でもある、〈おしゃぶりの鬼〉チャンドラー。これを足止めするために立ちはだかったのは、元〈十戒〉にして、そのまた元は妖精王と巨人王だったグロキシニアとドロールの2人ですが、それからどうなることでしょうか。
 端的に云ってしまえば、2人はチャンドラーに歯が立ちませんでした。ただ一行を逃がす時間稼ぎには成功しましたし、キングとディアンヌに後を託せたために心残りはなさそう。生死は不明ですが、少なくとも再び戦いに参加することは無理かと思われます。

(さらに…)

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