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漫画の感想やレビュー、随想などをつづる夜

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【一会】『少女終末旅行 6(完)』……Fly Girls to The Moon

少女終末旅行 6 (BUNCH COMICS)

 履帯式牽引車両ケッテンクラートに乗った2人の少女、チトとユーリ。終わりゆく世界の多層構造都市を上へ上へと向かう彼女たちの旅を描いてきた、つくみず氏の『少女終末旅行』の、完結巻となった6巻を読みました。
 正直なところ、結末を知るのが怖くて、なかなかページをめくれなかった面があります。しかし、物語は終わらねばならぬもの。読んで、感じたことを書き留めたいと思います。
 ちなみに、今巻にはオリジナルラバーストラップ2種が付いた限定版が存在します。当初「んー、いっかな」と思って通常版を入手したのですが、別バージョンの表紙には通常版とは違ったニュアンスがある気がして、今さら入手を画策中だったりします。

 それはさておき。
 ついに多層構造都市の最上層まであと一歩という地点にまで到達した2人。4巻で遭遇した謎の生命体たちも知り得なかった最上層には、何が待つのでしょうか。
 かなり高度も上がってきているためか、最上層までの道のりは雪の世界です。いつもの調子の2人ではあるものの、吹雪いてくるとやはり寒さが辛い。かまくらを作り、身を寄せ合って暖をとることになります。ユーの身体は、確かに温かそうですね。

(さらに…)

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