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【一会】『ギガントマキア』……全存在を巻き込んだリングのただ中で、咆える
『ベルセルク』があまりにも有名な、というか、それ以外の作品はこのところ手がけておられなかった三浦健太郎氏ですが、数えてみれば今作『ギガントマキア』が実に24年ぶりとのこと。武論尊氏の原作で書いた『ジャパン』以来ということになるんでしょうか。24年という年月を思えば、そりゃ自分(100夜100漫)も歳を重ねるわけですが、だからこそ帯に書かれた「脳細胞が老いる前に」云々という言葉に心から共感できる次第です。
『ベルセルク』が中世ヨーロッパを思わせる世界、『王狼』『王狼伝』がモンゴル帝国、『ジャパン』では近未来(世界崩壊後)の日本が舞台になっていますが、今作の舞台は未来。それも現在の国々がある程度のこっているような近い未来ではなく、1億年後という、遠未来とでも云うべき時代の果てですね。

