100夜100漫

漫画の感想やレビュー、随想などをつづる夜

*

「 日別アーカイブ:2013年10月17日 」 一覧

第116夜 喜怒哀楽を一緒くたに、画稿に叩きつけろ…『燃えよペン』

「一、命がけで描け/一、限界を超えて描け/一、夢を見て描け/一、自信をもって描け/一、思い切って描け/一、食うのを忘れて描け/一、よく寝てから描け/一、明日も描け/一、最後まで描け/一、失敗したら新しいのを描け」


燃えよペン (サンデーGXコミックス)

燃えよペン島本和彦 作、竹書房『月刊シンバッド』→『YOUNG CLUB』掲載(1990年5月~1991年7月)

 炎尾燃(ほのお・もゆる)は“どこにでもいるありふれた”熱血漫画家だ。今日も自らの城、炎プロダクションで、アシスタントと共に、魂を込めて漫画を描いている。
 その魂の込め方が尋常ではない。主人公がショックを受けるシーンの効果線のためなら自分の宝物を犠牲にし、作画クオリティのためには恋人との別離すらいとわない、そんな炎尾はまさに漫画バカなのだ。
 編集との打ち合わせは戦いだし、厳しいスケジュール進行も戦いだ。熱く、激しく、時に理不尽に。今日もペン先が炎と燃える――。

(さらに…)

広告

広告

広告

広告