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漫画の感想やレビュー、随想などをつづる夜

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【一会】『七つの大罪 37』……打倒と解散と別れ。しかし暗雲は晴れず

七つの大罪(37) (講談社コミックス)

 人間、魔神族、女神族の3勢力の関係を背景に、巨人族や妖精族も交え、魔力と剣技、友情と恋心が彩を添える古英国バトルファンタジー『七つの大罪』。色々あって、サイト更新自体、随分と間が空いてしまいましたが、昨年6月刊行の37巻から展開を追っていこうと思います。

決着の時…か?

 騎士団〈七つの大罪〉および人間・女神族の連合が魔神族に抗う戦いはクライマックスに。世界を脅かす魔神族の首魁にして、主人公メリオダスの父親でもある魔神王が顕現し、現実世界では「強欲の罪(フォックス・シン)」のバンと、精神世界ではメリオダスと、両局で激しい戦いを繰り広げています。
 苦戦するメリオダスを支えるため、「色欲の罪(ゴート・シン)」ゴウセルの力により、王女エリザベスと〈大罪〉メンバーたちが精神世界に駆け付けたところまでが前巻の内容だったかと思います。
 思えば久しぶりに顔を合わせることになったメリオダスと仲間たち。〈大罪〉メンバーはもちろん、想い合うエリザベスとの再会には込み上げるものがあります。仲間との再会はメリオダスが再び戦う力となったようです。

(さらに…)

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