100夜100漫

漫画の感想やレビュー、随想などをつづる夜

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「 月別アーカイブ:2018年05月 」 一覧

【一会】『ダンジョン飯 5』……「めでたし」からの急転直下

ダンジョン飯 5巻 (ハルタコミックス)

 まるで往年のコンピューターRPG『ウィザードリィ』あるいは『ダンジョン・マスター』のような迷宮探索と、そういう世界観での食にまつわる記載がミックスされた、九井諒子氏による妙に所帯じみた“剣と魔法”系ファンタジー『ダンジョン飯』。現在6巻まで刊行されていますが、まだ述べていなかった昨夏刊行の5巻から書きたいと思います。

 人間の戦士ライオスが、迷宮内で炎龍(レッドドラゴン)に喰べられてしまった妹ファリンを救出するため、エルフの魔法使いマルシル、ハーフフットの鍵師チルチャックに、ドワーフの戦士センシを加えたパーティでダンジョンに再挑戦する――という導入で語られてきたこの漫画。ダンジョン内のモンスターを食材とした「魔物食」について、ちょっと常軌を逸し気味な興味を抱くライオスと、「魔物食」の実践家であるセンシのおかげか、その道中は結構な割合でドタバタ風味となりましたが、ともあれ前巻で当初の目的は果たされることとなりました。すなわち、因縁の相手である炎龍の打倒と、亡骸となっていたファリンの蘇生です。

(さらに…)

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【一会】『進撃の巨人 25』……その信念の意味と価値

 巨人化する能力を有するエルディア人の一種族“ユミルの民”、彼らの力を軍事利用してきた軍事国家マーレ、その両方がそれぞれの思惑から殲滅を願うパラディ島の“壁”の中に逃れたエルディア人たち。当初の“人類VS巨人”という構図から大きくかけ離れた世界の実態が明らかとなりつつある……

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【探訪】コミティア124参加記録…いつもに輪をかけて盛況

 2018/05/05  漫事探訪

 恒例となったコミティア。今回のコミティア124にも無事に参加できたので、記録を残そう。  過去の記録は下のリンクからどうぞ。 【探訪】コミティア123参加記録…西展示棟を上へ下へ 【探訪】コミティア122参加記録…天候も回復、気楽に一回り 【探訪】コミティア121参……

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【一会】『進撃の巨人 24』……あの時、君が思っていたのは

 巨人化する力を持つ“ユミルの民”を擁するエルディア人と、その力を軍事的に利用してきたマーレ、彼らが勢力を維持するために壊滅を狙うパラディ島壁内のエルディア人。そんな構図を成す“物語を規定していた「壁」の外側”から、これまでの戦いが再記述されている『進撃の巨人』。昨年12……

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