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漫画の感想やレビュー、随想などをつづる夜

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【一会】『ベルセルク 39』……桜舞う里の憩い、彼女の深層への旅

ベルセルク 39 (ヤングアニマルコミックス)

 多くの人が、その成り行きを固唾を飲んで見守るダークファンタジー、三浦健太郎氏『ベルセルク』の、39巻が刊行されたのは今夏の始めの6月末。未完の大作になるのでは、と云われることも多い本作ですが、前巻からは1年余りというハイペースの刊行となりました。相変わらず遅きに失し過ぎな感もありますが、気にせず(いや、ちょっとは気にします^^;)概要と感想を書いていきたいと思います。

 リッケルトとグリフィスを追った前巻と対照的に、今巻は全編ガッツたちの旅路を描いています。キャスカの安全を確保するため、辿り着いた妖精たちの里エルフヘルム。そこで彼らを待っていたのは、風変わりな歓待と、夢の世界へのもう1つの旅立ちでした。

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