100夜100漫

漫画の感想やレビュー、随想などをつづる夜

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【一会】『孤独のグルメ 2』……18年ぶり。無邪気さと、変わらぬ自由さ

孤独のグルメ2

 個人で輸入雑貨を商う井之頭五郎(いのがしら・ごろう)が、主に都内の街で見知らぬ飲食店に入り、そこでの食事や湧き起こってくる想念を淡々と描き流す食事漫画『孤独のグルメ』(100夜100漫第63夜)。その第2巻が、実に18年の歳月を経て刊行されました。1996年までの連載で一区切りとなり単行本1冊にまとめられていましたが、その後も2008年ごろから散発的にエピソードが発表されており、いわばその“第2期”にあたるエピソードを集めたものが第2巻と云えそうです。
 1巻最後のエピソードと今巻最初のものとの間には12年の隔たりがあることになりますが、五郎さんは相変わらずスーツ姿であちこち駆け巡って仕事をしており、さして歳をとった様子はない様子。独りで食事をするスタンスも変わりなく、1巻から通読しても大きな違和感を覚えることはないでしょう。

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