【探訪】小学館オバQビル内部の落書きを見に行ってきました(3)
2013/09/11
その(1)と(2)はこちら。
【探訪】小学館オバQビル内部の落書きを見に行ってきました(1)
【探訪】小学館オバQビル内部の落書きを見に行ってきました(2)
外から撮った写真はこちら。
【探訪】小学館オバQビルのハイレベル落書きを見に行ってきました
地下(2)
落書き見物もそろそろ大詰め。今回で終わりです(クリック2回で大きな画像が出ます)。
- 武富健治先生「シャイ子と本の虫」。
- 武富健治先生「ルームメイト」。
- 河合克敏先生『モンキーターン』の青島優子かな?
- 『ダッシュ四駆郎』と徳田ザウルス先生(2006年に急逝)。書いたのは元アシスタントの樫本学ヴ先生か。
- 竜山さゆり先生『ある日犬の国から手紙が来て』
- 石原まこちん先生『3名様』のふとし。
- こっちはまっつん?
- そしてミッキー。
- 芳崎せいむ先生『うごかし屋』。状況にぴったり。一緒に藤木俊先生『こわしや我聞』もあったら最高だった。
- 北崎拓先生によるコケティッシュすぎるラムさん。
- 樫本学ヴ先生『学級王ヤマザキ』ファミリー
- 曽山一寿先生『でんぢゃらすじーさん』ファミリー
- のむらしんぼ先生『つるピカハゲ丸』ファミリー
- 松本しげのぶ先生『デュエルマスターズ』切札ファミリー
- 作者・キャラ不詳。。
- たかはしひでやす先生『怪盗ジョーカー』の師弟。
- オバQファミリーと思い思いの落書き。
- 西洋料理レストラン「七條」跡。一井かずみ先生の落書き。
- しがの夷織先生。
- 上段は上重☆さゆり先生(?)と、のむらしんぼ先生。下段は松島直子先生。
- たかはしひでやす先生『怪盗ジョーカー』と八寿子先生『椿ちゃんの悩みごと』。
- 石神しし先生『ほんとにほんとにほんとにほんとにライオン田!』、久世みずき先生『電脳コイル』。
- 野村宗弘先生。
- 韓国料理屋の門にも落書き。「カルビが絶品」だったらしい。
- 松島直子先生(すみれ)の感謝の言葉。
- 芳崎せいむ先生が『テレキネシス 山手テレビキネマ室』原作の東周斎雅楽先生の言葉を代筆の意か。
- 黒川あづさ先生。その左は不詳。
- 星里もちる先生。「お化けと幽霊」ということで『夢かもしんない』の夢野すみれと、「宇宙人つながり」で『光速シスター』。
- 「武者さん(藤田先生の初代担当編集)オレまんが家になったぜー」の言葉が眩しい。
- …違う、ような。
- 阿南まゆき先生によるらんま。
- 高橋留美子先生の殺生丸(『犬夜叉』)と藤田先生。
- つい先日連載が始まった、桃井すみれ先生『ちくちくvきちく。』と、かつてあった喫茶店チャルドーネでの思い出(グチ)を語る藤田先生(笑)。
- 無くなる前に入ってみればよかった。。
- 猪熊しのぶ先生『サラダデイズ』。
- Sho-Comi陣の寄せ落書き。
- 華夜先生。Q太郎たちのデフォルメが絶妙すぎる。
- 清水まみ先生による烈兄貴(『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』)。四コマ漫画も書いてあった(撮影失敗)。
- 高橋留美子先生(『境界のRINNE』)、目白花子先生、そしてへりくだる(笑)藤田先生。
- 『THE3名様』の店員(店長?)と、冬目景先生による管理人(音無響子)さん(『めぞん一刻』)。
- 壁の設備を活かした落書きも。
- 河合克敏先生『とめはねっ!』。
- 池上遼一先生による、シブい鬼太郎と仲間たち。
- 留美子先生による管理人さん。痛恨のピントブレ。。
- 松本しげのぶ先生の『デュエルマスター』キャラたちと鬼太郎・ねずみ男。水木先生の作ではない模様。
- 池上遼一先生『六文銭ロック』。右のサインは原作の武論尊先生か?
- 大迫力だけど詳細不明。
- 久世みずき先生の告白。お世話になったのはトイレ?
- 打ち合わせ場所には、どの先生もそれなりに思い入れ(辛い思い出)があるようで。。
写真は以上。恐らくは全落書きの8割程度を紹介したと思う。
端まで見終わると、そこがそのまま出口になっており、階段を上ってオバQビルの側面に出た。
感傷的な蛇足
JR水道橋駅まで歩いて帰りながら、うだうだと考えた。
思えば自分が最初に買った雑誌は『小学一年生』だし、小学生の頃は『コロコロコミック』を楽しみにしていた。
作者達の息吹が込められた落書きの活き活きした営み(ある人の落書きに誰かが落書きで応えたり、大御所も新人も諸共に落書きする)を目の当たりにして、昔の気持ちを久方ぶりに思い出したりした。
そんな風に、小学館オバQビルは、最後にまた大切なことを教えてくれた、と云えるのかもしれない。
まもなくビルの解体工事が始まるだろう。
歩きながら、何だか少し涙がこみ上げてくる気がしたが、それで全てが消えるわけではないと思い直して、駅までの道を急いだ。
それにしても本当に楽しい落書き体験だった。
さよならオバQビル。たくさんの笑いと感動を、そして最後まで無二の思い出を、ありがとう。