【探訪】小学館オバQビル内部の落書きを見に行ってきました(3)
2013/09/11
その(1)と(2)はこちら。
【探訪】小学館オバQビル内部の落書きを見に行ってきました(1)
【探訪】小学館オバQビル内部の落書きを見に行ってきました(2)
外から撮った写真はこちら。
【探訪】小学館オバQビルのハイレベル落書きを見に行ってきました
地下(2)
落書き見物もそろそろ大詰め。今回で終わりです(クリック2回で大きな画像が出ます)。
写真は以上。恐らくは全落書きの8割程度を紹介したと思う。
端まで見終わると、そこがそのまま出口になっており、階段を上ってオバQビルの側面に出た。
感傷的な蛇足
JR水道橋駅まで歩いて帰りながら、うだうだと考えた。
思えば自分が最初に買った雑誌は『小学一年生』だし、小学生の頃は『コロコロコミック』を楽しみにしていた。
作者達の息吹が込められた落書きの活き活きした営み(ある人の落書きに誰かが落書きで応えたり、大御所も新人も諸共に落書きする)を目の当たりにして、昔の気持ちを久方ぶりに思い出したりした。
そんな風に、小学館オバQビルは、最後にまた大切なことを教えてくれた、と云えるのかもしれない。
まもなくビルの解体工事が始まるだろう。
歩きながら、何だか少し涙がこみ上げてくる気がしたが、それで全てが消えるわけではないと思い直して、駅までの道を急いだ。
それにしても本当に楽しい落書き体験だった。
さよならオバQビル。たくさんの笑いと感動を、そして最後まで無二の思い出を、ありがとう。