100夜100漫

漫画の感想やレビュー、随想などをつづる夜

*

「 日別アーカイブ:2016年11月09日 」 一覧

【一会】『七つの大罪 23』……健気に自堕落に傲慢に、抗う者たち

七つの大罪(23) (講談社コミックス)

 人間・聖騎士・そして〈七つの大罪〉と、魔神族および〈十戒〉という二大陣営の戦いを中心に、ドルイド・妖精・巨人・女神族といった各種族の関わりが物語を深みに与える、鈴木央的アーサー王物語『七つの大罪』。最新の23巻が先月刊行となりました。ちなみに今巻の限定版付録は特製クリアダイス&ボードゲーム。単純な双六を想像してましたが、七つの大罪 ゲームブック 迷いの森の冒険と同じ藤浪智之氏のゲームデザインによる、30ページ近いルールブックが付いた本格的なものでした。これから人が集まる季節ですし、遊んでみようと思います。

 付録の話はその辺りにしまして。遅くなりましたが、絶望的な戦況となった前巻からどのようにストーリーは変転していくのか、概要と感想を綴りたいと思います。

(さらに…)

広告

広告

広告

広告