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漫画の感想やレビュー、随想などをつづる夜

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【一会】『白暮のクロニクル 5』……研修のち悪意不在の罪、ときどきラブコメ

白暮のクロニクル 5 (ビッグコミックス)

 吸血嗜好と長命性を持った“オキナガ”がいる世界を舞台に、厚生労働省夜間衛生管理課(通称やえいかん)の新人、伏木あかり(ふせぎ・――)と、古参の“オキナガ”雪村魁(ゆきむら・かい)を中心に描かれる、ファンタジック社会派公務員ミステリ(?)な『白暮のクロニクル』。予告通り4月末の5巻刊行となりました。今巻は予告通り、あかりの出張研修先での出来事が主な内容となります。

 8月のお盆前からお話は始まります。あかりの母校である城南医大の先輩、山田一太(やまだ・いった)医師が登場しつつも、前巻ラストで知らず知らず魁の逆鱗に触れてしまって以来、まだ2人の関係は微妙に修復されていない模様。
 あかりの直属の上司である久保薗(くぼぞの)さんの云うように「戦前の少年」である魁の心情は、平成の若者であるあかりにはなかなか理解し難いところがあるのかも…というか、それ以前に魁はほぼ不死身の“オキナガ”ですから、無理からぬことかもしれません。

(さらに…)

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