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第125夜 大人の夢は大きいのだ…『俺はまだ本気だしてないだけ』
「親父よ…イヤ、お父さん…/七転び八起きって知ってる?」「起きれてねーよ!」

『俺はまだ本気だしてないだけ』青野春秋 作、小学館『月刊IKKI』掲載(2006年1月~2012年7月、番外編2013年1〜5月)
なりゆきで就職し、なんとなく15年勤めてきたバツイチの会社員、大黒シズオ(おおぐろ・−−)は、ある日とつぜん会社を辞める。
一緒に暮らしている父の志郎(しろう)には怒られるし泣かれるし、一人娘の鈴子(すずこ)は諦めの境地(?)。自分自身でも何をやりたいのか分からず燻っていたところ、たまたま読んでいた漫画雑誌の募集記事に目が止まり、シズオは漫画家を目指すことにする。
漫画なんてまったく描いたことがない40歳のおじさんは、それでもハンバーガー屋でバイト(あだ名は「店長」)をしつつ、せっせと出版社に原稿持ち込みを開始したのだった。
父も娘も旧友も、バイト先や持ち込み先で出会う人達も、皆どこかで自分の何かを傷つけている…。が、シズオはシズオのペースで、漫画を書き、お気楽に構え、時々は落ち込んだりして生きていくのだ。
