【探訪】エヴァンゲリオン展(東京銀座・松坂屋)に行ってきました
2013/09/11
夏休み企画第3弾(恐らくラスト)として、朝日新聞社主催の「エヴァンゲリオン展」を見てきた(知人が招待券をくれたということも大いに関係しているが)。漫画版の貞本エヴァについては一部のみの取り扱いだったが、自分をこの道に引き込んだ作品の展示でもあるし、折角なので記録を残しておく。
東京での開催場所は銀座にある松屋銀座8階のイベントスクエア。
地下鉄銀座駅のA12または13出口が最寄だ。自分は丸の内線で行ったが、歩く距離を考えると銀座線や日比谷線の方が楽だろう。
地下通路を進むと、程なく松屋銀座の表示が見えてくる。柱にはエヴァ展のポスターがあしらわれていた。
地下鉄出口からはすぐに店内に入れる。エレベーターもご覧の仕様になっていた。
8階に到着。限定のエヴァポイントカードの発行受付があったり、松屋内の店舗を回って文字を集める簡易オリエンテーリング(ステッカーのプレゼント有り)が行われていた。
イベントスクエア内へ。意外と大掛かりなセットが組まれていた。
様々な関連商品がディスプレイされていた。UCCの“エヴァ缶”は最初期のものから歴代のものがずらりと並べられている。
ちなみにディスプレイだけで販売されていたわけではない(会場出口先に物販コーナーは別に設置されている)。中段の箱は商品搬入用のものらしい(非売品)。
展示会場入り口。中は撮影不可である。会場デザインは吉田戦車『感染るんです。』や楳図かずお『漂流教室 完全版』の装丁も担当したブックデザイナーの祖父江慎(そぶえ・しん)氏。
展示の内容は以下の通り。
1章:テレビシリーズの制作資料、セル画、漫画版の複製原稿を展示。3点ほど立体資料(初号機、ネルフ発令所)もあり。
2章:「:破」の戦闘シーンの製作過程を、イメージボード、画コンテ、原画、動画、CGアニメーションなどを展示して説明。
3、4章:新劇場版『ヱヴァンゲリヲン』のキャラクター、メカニック、背景、美術、小物などの設定資料の展示。等身大アヤナミレイ(仮称)(Qで登場した黒いプラグスーツのレイ)のフィギュア展示も。
最新の『:Q』の資料は最後に少しだけある程度で、大半はテレビシリーズ、「:序」「:破」の資料だった。一部、最初期の「光の巨人」のイメージボードなどで初見のものがあった。
漫画版の複製原稿について云えば、特に背景の書き込みやベタの処理などを間近で確認することができた。
会場出口はそのまま物販コーナーになっており、会場限定商品の図録、「アヤナミレイ(仮称)」フィギュア、Tシャツ、クッション、ボールペン等々、おびただしい数の品が売られていた。
渋谷のEVANGELION STOREや箱根のえう゛ぁ屋の出張出店もあった。
今回、自分は特にグッズに興味がないので、地味に第三新東京市の路線図(自分には初見だった)が記されたポストカードを1枚購入した。
イベントスクエアのある8階はレストラン街である。幾つもの店が特別メニューを用意していた。銀座のレストランがこうした動きに乗ることに時代を感じる。
かなりあっさりと見たつもりだったが、それでも2時間弱が過ぎていた。開催場所が銀座なのでどんな人々が来るのだろうと思っていたが、その道の猛者といった方もいたし、カップルや家族連れもいた。
午後の早い時間に行ったが、段々と人が増えてきたので、やはり早めの来場がよいだろう。
東京銀座での開催は8月26日(月)まで。
その後は福岡(北九州市漫画ミュージアム;10/26~12/27)、名古屋(松坂屋美術館;2014/4/26~5/20)、大阪(阪急うめだギャラリー;6/25~7/14)、横浜(そごう美術館;7/19~9/7)の順に開催予定とのことである。