【探訪】うすた京介画業20周年記念原画展「うすた展」…覗ける被れる探せる展示です
2016/01/19
Twitterで告知が流れていた“うすた京介画業20周年記念原画展「うすた展」”。開催場所が中野ブロードウェイと割と近場だったということもあり、先日いってきた。幸いにも撮影可能だったので、様子を紹介したい。
同展のオフィシャルサイトは以下の通り。
うすた京介画業20周年記念原画展「うすた展」 | 2016.01.04–01.19 | pixiv Zingaro
会場まで
開催地は東京・中野。JR中野駅からのアクセスがポピュラーだろう。
北口の改札を出ると正面に見えるのが中野サンモールというアーケード商店街。この中を数分あるくと、中野ブロードウェイが見えてくる。低層階は専門店街、上層は住居になっている、歴史ある複合ビルである。
うすた展の場所は、ブロードウェイ2階のpixiv Zingaro。イラストコミュニケーションサービスサイトのpixivと、アーティストマネジメント商社カイカイキキによるギャラリーである。
入場は無料。来場者はオリジナルのステッカーがもらえる(1人1枚)。
原画展示
スペースとしてはコンパクトなギャラリーだが、メインとなる原画展示は充分な数だったと思う。
まずは『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』(100夜100漫第7夜)。
コマンドー1(第1話)のカラー絵や単行本の表紙絵などの展示。
先日第1巻が刊行された、『ジャンプ+』連載中『フードファイタータベル』の原画も展示されている。
ジャンプ編集部や、うすた先生の奥様の榊健滋先生から贈られた花なども。
連載第2作となった『武士沢レシーブ』。それぞれの第1話掲載の『ジャンプ』が閲覧できる一角などもある。
連載作品だけでなく、ジャンプ初掲載作や読切作品の展示もあった。
そして『 ピューと吹く!ジャガー』。豊富なカラー展示で丁寧な色使い&シュールな絵面が楽しめる。
原画以外
原画展示以外にも、面白いものが色々あった。
『ピューと吹く!ジャガー』に登場するアヤしいロボット・ハミィことハミデント・眠都(――・みんと)の実物大(?)フィギュア。
そして『ピューと吹く!ジャガー』に出てくる無駄多き悲劇の小生物クヤシス探し。会場内に隠れた、うすた先生のお手製クヤシス5匹を見つけようというもの。
4匹まで見つけたが、最後の1匹に大苦戦。周囲の人の動きがヒントになって見つけられたけれど、普通に見えにくいところに居るので要注意である。
入口側の壁面は、来場者がラクガキできるスペースになっている。
場内で対象となる単行本を購入すると引ける“うすたみくじ”。末吉。でもモエモエ大好きなので…。「売れ マニアはいる」を今年の信条にしつつ、自転車で旅に出ようと思う。
90分ほどで退出。小さな会場ながら各作品に目配りされており、単に見るだけでない要素も多くあって、内容的にはとても満足できるものだった。
開催期間は1/19日まで(水曜定休)。連休中に訪れるのもいいだろう。
Comment
いつも楽しく読ましていただいてます。
気になっていたうすた展ですがすごく行きたくなりました!
コメントありがとうございます。
ご返事が遅くなってすみませんm(_ _)m 気づきませんでした。。
うすた展、明日(19日)までですね。
もう行かれたかもしれませんが、クヤシス探しにハマらなければ(!)、
30分くらいの時間でも充分楽しめる展示になっています。