漫画のレビュー&随想 | 100夜100漫

――夜毎、お話ししましょう。貴方が私を縊(くび)らぬ限りは。

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「 地域 」 一覧

【一会】『乙嫁語り 7』……湯気の中に見つけた無二の人

乙嫁語り 7巻 (ビームコミックス)

 6巻から1年と1か月という時間をおいて発刊された『乙嫁語り』7巻。今巻では前巻の「あとがきちゃんちゃらマンガ」での予告通り、フィールドワーカーのスミスさんとその案内人アリが登場します。
 とは云っても、冒頭で出てくるのは、まだあどけなさが残る、さっぱり美人アニス。ペルシアの富豪の妻である彼女と、ふと知り合った女性シーリーンが中心となって、今巻の物語は紡がれていきます。

(さらに…)

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【一会】『東のくるめと隣のめぐる 1』……装いではなく素の君で

 通っている高校で隣の席の“どクール才媛”塚原めぐる(つかはら・――)がちょっと気になってる永耕助(えい・こうすけ)。この先もずっと想いは秘めて、ただの“隣の席の人”だと思っていたけれど、家の引っ越しで彼女の隣家に住むことになって――という、ある意味ラブコメのテンプレ的な……

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【一会】『コトノバドライブ 1』……全てが溶け合って見える瞬間

 前作『カブのイサキ』(100夜100漫第9夜)から幾ばくも空かず、芦名野ひとし氏の次作の単行本が刊行されました。その名も『コトノバドライブ』。  バイク、個人商店、缶コーヒーに自然現象と、作品に散りばめられた要素たちは、芦名野作品としては新しくはないかと思います。時代……

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第196夜 世界を憂う躁状態に、笑って唖然…『エクセル・サーガ

「出たな権力の手先!」「……いいけどよ」「ええと!/とりあえず名を名乗れっ」「個人情報は答えられないわ/市役所の方から来た者よ」「ほんに胡散臭いな/わしら」 『エクセル・サーガ』六道神士 作、少年画報社『ヤングキング アワーズ』掲載(1996年6月~2011年7月)……

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【一会】『3月のライオン 10』……今ばかりは、“読み”は不要だ

 17歳の少年プロ棋士、桐山零(きりやま・れい)と、彼が独り暮らしをしている「六月町」(東京月島あたりがモデルと思われる)の対岸「三月町」に住むあかり・ひなた・モモの川本家3姉妹との交流を中心に、それぞれの家族の事情とか、個性的なプロ棋士たちの描写が興味深い本作。前巻から……

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第191夜 逆巻く風雪は、ふたりのために…『千年万年りんごの子

「留まる力と/変わる力/それでも/すべてのものは無慈悲に終わる/小さな切欠によって/朝日/君だけが確かだ」 『千年万年りんごの子』田中相 作、講談社『ITAN』掲載(2011年12月~2014年2月)  1970(昭和45)年。一組の夫婦が誕生した。  東京の大……

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【一会】『新世紀エヴァンゲリオン 14(完)』……たなごころを、きみに

 超が付くメジャー作品の漫画版で、自分がここで語ることなどもはや無いようにも思うけれど、やっぱり直撃世代として、語りたいので語ります。  ちなみに通常版の発売はまだちょっと先(26日)です。自分は限定版(20日発売)を入手して読みました。  時に西暦2014年。か……

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【一会】『謎のあの店 2』……追憶を、苦味と旨味にのせて

 作者が日常生活から掘り出した“入ってみたかったけど勇気とか縁とかがなくて入れなかったお店”に思い切って入店し、ごく主観的な記憶を交えつつ紹介するこの漫画。作者さんを知ったのは実は旅行雑誌の『旅の手帖』の1ページ漫画「今月のかけ湯くん」だったりするんですが、それはともかく……

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【一会】『月影ベイベ 4』……何かが変わる、その瞬間

 富山県八尾を舞台とした、伝統舞踊“おわら”にまつわる恋物語も4巻目を迎えました。  “おわら”大好きな高校生の佐伯光(さえき・ひかる)と、東京からの転校生でありながら優美な“おわら”を踊る峰岸蛍子(みねぎし・ほたるこ)。この2人と、光の伯父で蛍子ともただならぬ関係を匂……

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【一会】『ゾンビ取りガール 2』……あれ? 「成功」してるし恰好いい…?

 1巻もよかったのですが、2巻でぴたりと軸が決まった気がするので書き留めます。  ゾンビが出る世の中、全国区では知らない人の方が多そうな東京都下(田無とか小平あたり?)を舞台に展開する、ゾンビ的事象に対処する零細企業「ゾンビバスターズ」の物語も2巻目。1巻が出たのが昨年……

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