地域 | 漫画のレビュー&随想 | 100夜100漫

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――夜毎、お話ししましょう。貴方が私を縊(くび)らぬ限りは。

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【一会】『乙嫁語り 9』……同じ方を見ている2人

乙嫁語り 9巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ))

 昨年暮れに出た、中央アジア諸方お嫁ストーリー『乙嫁語り』の第9巻。だいぶ遅くなりましたが、つれづれ感想などを書きたいと思います。
 前巻に続きまして物語は、手先も態度も不器用系なパリヤのエピソードです。
 アミルの実家ハルガルの襲撃により家がほぼ全壊し、以来アミル達のところへ厄介になっているパリヤ達。嫁入りの準備である「布支度」として手間ひまかけて刺繍していた布類も失ってしまい、これを再度準備しないとお嫁に行けなと焦りがつのり、ついでにちょっとお転婆なところを婚約相手のウマルに見られてしまい、絶対嫌われた! と、例のマイナス思考で鬱々しているところに、いい感じのお嬢さんカモーラと友達になり、少し救われたパリヤ――というあたりまでが、前巻の内容だったと思います。

(さらに…)



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【一会】『月影ベイベ 8』……母への想いと告白の舞

>  富山県富山市八尾に伝わる、越中おわら節に乗せて人々が舞う祭「おわら 風の盆」。その「おわら」をモチーフに、高校生の佐伯光(さえき・ひかる)と峰岸蛍子(みねぎし・ほたるこ)、光の伯父にあたる佐伯円(――・まどか)らの関係を描く『月影べイベ』。8巻が出たのも昨年の話に……

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【一会】『アルテ 5』……“違い”なんて、無いからこそ

 16世紀初頭イタリア。女性の社会進出が難しかったこの時代を舞台に、貴族の出ながら画家を目指して奮闘する少女アルテの修行の日々と、当時の人々の生活をつぶさに描く『アルテ』。6月下旬に5巻が出ましたが、このほど読みましたので書きたいと思います。  前巻で、生まれ育った……

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【一会】『月影ベイベ 7』……なのに、心に沁み入るのは彼の言葉で

 富山県八尾を舞台に、高校生の佐伯光(さえき・ひかる)と峰岸蛍子(みねぎし・ほたるこ)、光の伯父にあたる佐伯円(――・まどか)の3人による淡い三角関係を中央に置き、八尾の伝統舞踊“おわら”をめぐる人々を描いた『月影べイベ』。一時休載もあったようですが無事に再開され、ひ……

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第207夜 北の学府の、優雅な騒動は人獣共通…『動物のお医者さん

「うちの大学を受けるのか/その顔は~~/理系!/ワタシにはキミの未来が見える/キミは将来~~/獣医になる!!/このカシオミニを賭けてもいい」「……」「キミが賭けるのはこの仔犬だ」 『動物のお医者さん』佐々木倫子 作、白泉社『花とゆめ』掲載(1987年12月~1993……

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第205夜 ディスプレイに躍る意地と愛と魂と…『大東京トイボックス

「…それは/直さずにすめばその方が効率がいいからに決まって…」「もうやめろ/効率? プロ? まるでガキだな」「…なんだと?」「そんなのは大人じゃねえ/ただの聞き分けのいい子供だ」 『大東京トイボックス』うめ(小沢高広…企画・シナリオ・演出担当/妹尾朝子…作画・演出担……

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【一会】『乙嫁語り 8』……不器用娘に、春よ来い

 2月の7巻から10か月で刊行となりました『乙嫁語り』8巻。予想より少しだけ早く出たようです。19世紀中央アジア各地の民族の生活や乙嫁(美しいお嫁さん)について、物語的にも絵的にも丁寧に描かれた漫画です。  今巻の大半は2巻から登場しているパリヤのエピソードです……

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【一会】『アルテ 4』……想いを残し、新天地へ

 16世紀初頭のフィレンツェを舞台に、貴族出身ながら画家を志望する元気少女アルテの修行の様子と、師匠であるレオへの淡い恋心、当時の人々の生活描写がそれぞれに興味深い『アルテ』。先ごろ4巻が発刊されましたので、書き留めておきましょう。  前巻では重労働のフレスコ画の助……

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【一会】『いちえふ 福島第一原子力発電所労働記 3(完)』……原子炉建屋へ。そして一旦の中締め

 2月発刊の2巻から8か月。この10月に『いちえふ 福島第一原子力発電所労働記』のとりあえずの最終巻となる3巻が刊行となりました。前巻について書いた時は、発刊予告があまりアテにならないかも、と書きましたが、思いがけず予告通りのリリースでした。  作中の内容が現実に追……

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【一会】『月影ベイベ 6』……大人の強さ、大人の弱さ

 富山県八尾の伝統舞踊“おわら”を遠景に、“おわら”の踊り手である高校生の佐伯光(さえき・ひかる)と峰岸蛍子(みねぎし・ほたるこ)、光の伯父である佐伯円(――・まどか)の三角関係を中心とした人間模様を描く『月影べイベ』も、先月6巻の発刊となりました。実際の富山市八尾町での……



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