魔法 | 漫画のレビュー&随想 | 100夜100漫

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――夜毎、お話ししましょう。貴方が私を縊(くび)らぬ限りは。

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【一会】『七つの大罪 23』……健気に自堕落に傲慢に、抗う者たち

七つの大罪(23) (講談社コミックス)

 人間・聖騎士・そして〈七つの大罪〉と、魔神族および〈十戒〉という二大陣営の戦いを中心に、ドルイド・妖精・巨人・女神族といった各種族の関わりが物語を深みに与える、鈴木央的アーサー王物語『七つの大罪』。最新の23巻が先月刊行となりました。ちなみに今巻の限定版付録は特製クリアダイス&ボードゲーム。単純な双六を想像してましたが、七つの大罪 ゲームブック 迷いの森の冒険と同じ藤浪智之氏のゲームデザインによる、30ページ近いルールブックが付いた本格的なものでした。これから人が集まる季節ですし、遊んでみようと思います。

 付録の話はその辺りにしまして。遅くなりましたが、絶望的な戦況となった前巻からどのようにストーリーは変転していくのか、概要と感想を綴りたいと思います。

(さらに…)



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【一会】『ダンジョン飯 3』……水棲系食材の宝庫で思う、迷宮の環境学

 コンピューターRPGの古典『ウィザードリィ』(wikipedia)を思わせる「狂乱の魔術師」によるダンジョンを舞台に、生息しているモンスターを捕食するという『ダンジョンマスター』(wikipedia)っぽい要素を組み込み、モンスター料理を味わいながらの探索行を描く独特な……

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【一会】『魔法陣グルグル2 6』……恋模様と引きこもり女神様と“龍”の波紋

 ファンタジーだけど“たわし”や“さすまた”が登場し、メルヘンだけど“おっさん”の登場&活躍率が異様に高い、RPG的冒険漫画の続編『魔方陣グルグル2』。先月下旬に6巻の発刊となりました。読んで思ったことを書き留めたいと思います。  前巻で「勇者様」ことニケが魔王にさ……

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【一会】『七つの大罪 20』……迷宮の果てに集う、勇者・猛者・達人・強者

 中世イングランド的な地・ブリタニアを舞台に、〈七つの大罪〉を始めとする聖騎士達と〈十戒〉を筆頭とする魔神族との、技と魔力の応酬が激化しつつある『七つの大罪』の20巻が刊行となりました。予告通り今月15日の刊行でしたが、ちょっと遅くなりつつ概要と感想を書きたいと思います。……

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【一会】『魔法陣グルグル2 3』……最古にして最も有名な友達

 2巻から8か月を経ての刊行となった、メルヘンチックとオヤジチックの共存が相変わらずカオスな魅力の『グルグル2』。前作『魔方陣グルグル』の新装版も出揃ったので、『2』から入った読者も安心といったところでしょうか。  サビーナ王国での惨劇(笑)から人々を救うため、そして魔……

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【一会】『魔法陣グルグル2 2』……魔王とグルグルと、大人になるということ

 例によって少し経ってしまいましたが、これは書かねばなりますまい。  一度は世界を救っちゃった(100夜100漫第28夜)勇者ニケとグルグル使いククリの、二度目のへっぽこ冒険道中も2巻目。前作から登場し、前巻終盤でまさかのパーティー入りを果たしたキタの街の兄妹ザザとミグ……

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第154夜 状況の千変万化に踊らず信念を貫け…『絶園のテンペスト

「愛花が殺されたのは不合理だ/魔法も不合理だ/なら二つをぶつければ辻褄が合う/愛花を殺したやつを/この手で殺してやれる」 『絶園のテンペスト』城平京 原作、左有秀 構成、彩崎廉 作画、スクウェア・エニックス『月刊少年ガンガン』掲載(2009年7月~2013年3月) ……

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第105夜 開かれた瞳に映る世界は、本質か、かりそめか…『魔女

「あなたにも きっとみえるはずよ。/わたし達は皆……/“彼女たち”の眷族なのだから。/あなた自身のからだで/世界を確かめていきなさい。」 『魔女』五十嵐大介 作、小学館『月刊IKKI』掲載(2003年4月~2004年11月)   彼女たちはどこにでもいる。文明と歴……

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第98夜 モノの言葉を知るための魔法…『まじかる☆タルるートくん

「そうか/タルが魔法をかけなくても…/グローブにも魂があって/火にも心があって…/風や水や土………/みんな生きているって…/生きて…」 『まじかる☆タルるートくん』江川達也 作、集英社『週刊少年ジャンプ』掲載(1988年8月~1992年9月)  江戸城本丸(えどじ……



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