ファンタジー | 漫画のレビュー&随想 | 100夜100漫-3ページ

漫画のレビュー&随想 | 100夜100漫

――夜毎、お話ししましょう。貴方が私を縊(くび)らぬ限りは。

*

「 ファンタジー 」 一覧



【一会】『魔法陣グルグル2 4』……「ウソ」と「ホント」で禍根の予感

魔法陣グルグル2 (4) (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

 今回も、前巻からきっちり8か月で刊行となりました『グルグル2』。前巻でサビーナ山の「ともだちのダンジョン」を無事にクリアした勇者(?)ニケとグルグル使いククリたちの一行。しかし、ククリと同じミグミグ族である魔王によって、膨大な魔力を誇る魔神「月」は奪われ、夜は魔王の時間となってしまいました。
 「月」を取り返そうと誓ったニケとククリでしたが、とりあえずサビーナ村に戻ることに。今巻ではそこから始まり、伝説のグルグル「かみさまのもよう」を見たことがあるというミグミグ族を訪ねて向かったオーガスの町、そこでの依頼で訪れたセプの森、さらに手がかりを求めて辿り着いたノーベン山での出来事が描かれています。

魔法陣グルグル2(4) (ガンガンコミックスONLINE)

(さらに…)



広告

広告
thumbnail

【一会】『七つの大罪 15』……窮地、打破、そして大窮地

 いつも通り前巻から2か月で発売となりました、『七つの大罪』15巻。今回の限定版特典は強欲の罪(フォックス・シン)のバンの過去の一幕を描いた「バンデッド・バン」のアニメDVDということで、かなり豪華な感じです(そのかわりに値段もかなり豪華ですが)。  今巻は、大きく……

thumbnail

【一会】『蟲師 外譚集』……近く遠く、たゆたう話が五つ

 2度目のアニメ化もおおむね好評だった『蟲師』。漆原友紀先生による、虫のような植物のような原初的な生命のかたちをもった蟲と、人の営みを描いた漫画です。  この漫画に関連した作品集が先ごろ(4月下旬)出版されました。その名も『蟲師 外譚集』。漆原先生ではなく、『蟲師』の世……

thumbnail

【一会】『七つの大罪 14』……凶兆衰えず。いっぽう人間模様も色々と

 今巻も予定通り2か月あけての新刊です。今回の限定版はラッピングなどに使える大罪キャラのマスキングテープ。自分くらいの歳だと使い道がちょっと難しいかもしれませんが、コレクターズアイテムと認識しておけばいいでしょうか。  内容的には、前巻でふらりと旅立ってしまったバン……

thumbnail

【一会】『進撃の巨人 16』……突きつけられた選択肢を突っ撥ねろ

 前巻から語り始めた『進撃の巨人』。前巻での予告通り4か月後の刊行となりました。  今巻は、誘拐されたエレンとヒストリアを奪還せんとするミカサたちの動きと、ヒストリアと彼女の実父であるロッド・レイスの対話が主な内容と云えるでしょう。新たな情報が明かされ、物語の様相はまた……

thumbnail

第201夜 槌音が背を押す、それぞれの決意…『誰がために鋼は鳴る

「ケンちゃんさんの打つ音は/とてもキレイです/私 あの音を聞くと/がんばれるって思えるんです」「  そっか……」 『誰がために鋼は鳴る』天乃タカ 作、エンターブレイン『Fellows!』掲載(2009年2月~2010年6月)  神戸の北西、山裾に広がる三木市は打刃……

thumbnail

第200夜 かつての罪と命の重さ、抱えてなお歩け…『鋼の錬金術師

「目に見えない大きな流れ――/それを「世界」と言うのか「宇宙」と言うのかわかんないけど/オレもアルもその大きい流れの中のほんの小さなひとつ/全の中の一/だけどその一が集まって全が存在する/この世は想像もつかない大きな法則に従って流れている/その流れを知り/分解して再構築する…/そ……

thumbnail

【一会】『せっかち伯爵と時間どろぼう 6(完)』……それは、歳々に還る魂のような

 終わるという噂通り、本当に新年最初の『マガジン』で完結した『せっかち伯爵と時間どろぼう』。最終巻となる6巻が発刊になりました。時計仕掛けの狂騒劇は、果たしてどんな結末を迎えたのでしょうか――。  前巻の途中から、いつもの時事ネタや下ネタの色合いは薄れて、入れ替わる……

thumbnail

【一会】『七つの大罪 13』……覚醒はヒロインの証

 予定通り2か月おいての新刊刊行となりました『七つの大罪』。はやいもので13巻となりました。ちなみに今回の限定版は〈7つの大罪〉メンバーの手配書の似顔絵をあしらったメタルマグネット7つやシールとなっています。  13という数は7と同様、キリスト教的に“いわくつき”の……

thumbnail

第197夜 孤独の夜を越えて、愛しい風よ吹け…『神風怪盗ジャンヌ

私は強い/だからひとりで大丈夫/だけど 「……っ」 だけどね/ほんとうは―――… 「ずっと“勇気がほしかった”…/逃げ出さずに朝を待つ勇気…/自分の心と向き合う勇気…/誰かを信じて頼れる勇気が/ほしかった…」 『神風怪盗ジャンヌ』種村有菜 作、集英社『りぼん』掲載(……



広告

広告