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【一会】『いぬやしき 8』……意識不在の決戦

いぬやしき(8) (イブニングKC)

 普通の人間だった初老男性と男子高校生が、異星人が起こしたアクシデントによって高性能のアンドロイド化。一方は人を救い、一方は人を殺すという両極に振れた彼らの対比と対決を描く『いぬやしき』の8巻が、1月に刊行されました。色々あって4か月も経ってしまいましたが、その概要と感想を書き留めたいと思います。

 旅客機を外から強制的に操作して墜落させるという獅子神皓(ししがみ・ひろ)の暴挙により、甚大な被害が出続けている東京。さらに、まだ物語の中心にはなっていませんが宇宙からは隕石も飛来してこようかという中、犬屋敷壱郎(いぬやしき・いちろう)と皓の激突が続きます。
 やはり戦闘という面では、やや皓が優勢です。若さと、それ故の“SF慣れ(以前も少し書きましたが、“アンドロイドとなった自身を使いこなせるだけの想像力”とでも換言できるでしょうか)”と、何より人を虐殺した経験の豊富さによるものでしょう。
 しかし、壱郎も負けじと反撃します。人を救うことで自分の生を実感する彼としては、何がなんでも皓を止めなければなりません。拳の応酬は銃撃戦となり、そしてレーザーっぽい兵器を駆使した空中戦へと移り変わっていきます。

(さらに…)



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【一会】『魔法陣グルグル2 7』……そして魔王となったもの

 基本はファンタジー&メルヘンだけど、随所に滲む日本の観光地のお土産屋さん的な(良く云えばアットホーム、悪く云えば所帯じみた)雰囲気が特徴的なRPG的冒険譚の続編『魔方陣グルグル2』。1月末に7巻が出ました。初代から数えて3度目のアニメ化も決まったとのことで盛り上がる中、……

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【一会】『七つの大罪 24』……情を知った弱さ、それを捨てた強さ

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【一会】『進撃の巨人 21』……命の選択、“壁の外”の来歴

 やはり前巻の予告通りの発刊時期となった『進撃の巨人』21巻。遅くなりましたが、読んで思ったことなど書いていきたいと思います。  決着が近づくウォールマリア奪還戦。前巻において、どうにか敵主力の多くを打倒した人類側ですが、支払った代償もまた大きなものでした。大多数の……

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【一会】『双亡亭壊すべし 2』……〈双亡亭〉突入。そこで待つのは絶望か

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【一会】『3×3EYESサザンアイズ幻獣の森の遭難者 4(完)』……失敗やあやまちは、イコール破滅じゃない

 作中・現実世界ともに12年の時を経て、かつての最終決戦に連なった新編「幻獣の森の遭難者」が発表されたアジアン伝奇バトルロマン『3×3EYES(サザンアイズ)』。その最終巻となる4巻が、先月発刊されました。  三つ目の聖なる存在、三只眼吽迦羅(さんじやんうんから)のパイ……

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【一会】『七つの大罪 23』……健気に自堕落に傲慢に、抗う者たち

 人間・聖騎士・そして〈七つの大罪〉と、魔神族および〈十戒〉という二大陣営の戦いを中心に、ドルイド・妖精・巨人・女神族といった各種族の関わりが物語を深みに与える、鈴木央的アーサー王物語『七つの大罪』。最新の23巻が先月刊行となりました。ちなみに今巻の限定版付録は特製クリア……

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【一会】『いぬやしき 7』……殺戮のさなか、再びの邂逅

 エイリアンと思しき存在が引き起こしたアクシデントにより、人智を超えたスペックのアンドロイドとなってしまった初老の犬屋敷壱郎(いぬやしき・いちろう)と、高校生の獅子神皓(ししがみ・ひろ)。彼らの活躍あるいは暴走を描いた『いぬやしき』の、前巻の予告からして嫌な予感しかしない……

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【一会】『七つの大罪 22』……世界を覆う、そのものの名は絶望

 つい先日21巻について書いた『七つの大罪』ですが、早くも一昨日に22巻が刊行となりました(自分が読むのが遅かっただけですが)。珍しく早めに読みましたので、レビュー&思ったことを書きたいと思います。  その前に、恒例の限定版付録ですが、今回はミニキャラが描かれたペットボ……



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