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【探訪】もやしもん×純潔のマリア原画展 ~石川雅之の世界~…科学と魔術が不思議にマッチ

      2015/01/31

IMGP2209 1月15日から始まった「もやしもん×純潔のマリア原画展 ~石川雅之の世界~」をさっそく見に行ってきた。場内は撮影不可なので展示内容そのものの写真はないのだが、周辺情報と簡単に感想を上げておこう。

IMGP2203a 当日入場も800円(大学生・高校生600円、中学生300円、小学生以下無料)で可能だが、特典付き入場券(1000円)だと特典の缶バッチを貰うことができるので今回はそちらを利用することに。詳細は公式サイト(http://www.moyasimaria.gengaten.com/)を見てもらいたいが、ローソンの端末を使うのが一番手軽じゃないかと思う。

IMGP2204 会場は池袋駅から直結で行ける西武池袋本店の別館2階西武ギャラリー。西武といいつつ東口側にあるので、池袋に慣れていない方は要注意。西武鉄道の改札の近くなので、目印にするとよい。

IMGP2205IMGP2206 ちなみに別館は駅からみて南東の方角。とはいっても解りづらいと思うので、出ている案内に従った方がよさそう。

IMGP2208 会場のあるフロアには「無印良品」があるので、あるいはこっちを目印にするのも。

IMGP2210 ということで会場までやってきた。特典付入場券と当日/優待で受付が別れている。

IMGP2207IMGP2212 そういえば同時にスタンプラリーも開催中で、スタンプを集めるとポストカードや缶バッジが貰える模様。本来なら他のスタンプを回ってからここに来るのが正しいのかも。

IMGP2213IMGP2214 ここのスタンプの印影は『もやしもん』チックなもの。他のスタンプは、西武線の各駅(西武池袋線:練馬、石神井公園、ひばりが丘、西武新宿線:西武新宿、鷺ノ宮、上石神井、田無、および両線が停まる所沢)に配置されている。

IMGP2215 受付スペースまでは撮影可能なので、目についたものを撮影。『もやしもん』『純潔のマリア』それぞれの編集部からと、アニメ化の絡みだろう、バンダイビジュアルからのお花が。

IMGP2216 恐らく石川先生描き下ろしの歓迎ボードも。『もやしもん』からは主人公の沢木直保(さわき・ただやす)と友人である意味フクザツな関係を築く結城蛍(ゆうき・けい)。『純潔のマリア』からは主人公マリアとしもべの梟アルテミスとプリアポス。両者の回りを、たぶん日本一人気の菌類オリゼーが舞う。

IMGP2219IMGP2222 オリゼー以外の『もやしもん』出演菌たちを、だいたい網羅したパネルも。全3枚およそ150種。

IMGP2223 こちらは特典として貰った缶バッチ。『もやしもん』の方はある意味予想通りのオリゼーたち。『マリア』はしもべの梟と、ちょっとかわいそうな立場だった(だけどその分むくわれもしたと思う)天使エゼキエル(の、下界での姿として変身した鳩バージョン)。挟まれて窮屈そう。。

 展示についても少し触れたい。
 展示の量的な比率としては、『もやし』3に『マリア』1といったところ。これは、作品そのものの分量からして当然といえば当然だろう。
 『もやしもん』は、各巻ごとにまとめられた原稿に加え、カラーやボツネーム、取材旅行記、本編以外の仕事(ウェブ展開したものやオクトーバーフェストin東京ドームのもの)など多彩な展示。コスプレ用の衣装など、画以外のものも充実していた。特に印象的だったのが、最終13巻のクライマックスをネームと原画を並行して提示した展示。ネームの、石川先生の手書きによる台詞が心に迫る展示だったと思う。
 『純潔のマリア』も、やはりメインは巻ごとにまとめられた原稿の展示。「exhibition」を入れて全4巻と『もやしもん』の1/3程度の長さの物語ではあるものの、特にその書き込みの凄さを見ることができ、圧倒された。他にも『good!アフタヌーン』のウェブサイトに寄稿された、石川先生による作品の背景を述べた手書き文なども展示されており、作者の中世についてのイメージを知ることもできる興味深い展示になっていた。

 見終えて、出口手前の物販コーナーでお土産を買って外に出ると、入場から1時間弱ほど経過していた。
IMGP2321 物販では図録やサイン入り版画、クリアファイルやポストカードなどの定番から、利き猪口など独特なものも。

 発酵を軸とした科学的な『もやしもん』と中世欧州の魔術的な世界観の『純潔のマリア』という、ある意味では両極端な2作品。しかし、“世界に対する真摯な問いかけ”という意味では共通している、と感じた展示でもあった。それほど大規模ではないけれど、それゆえじっくりと原稿を見ることができるのも魅力的だ。
 池袋での展示は1/25まで、その後は3/11~24の期間、福岡の博多京急7階イベントホールで展示されるとのこと。期間が短めなので、興味のある方はご注意を。

 - 漫事探訪

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