随意散漫 | 漫画のレビュー&随想 | 100夜100漫-2ページ

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――夜毎、お話ししましょう。貴方が私を縊(くび)らぬ限りは。

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【一会】『3月のライオン 12』……竜の奮迅、死神の親愛

3月のライオン 西尾維新コラボ小説付き特装版 12 (ヤングアニマルコミックス)

 15歳でプロ棋士になり、どうにか無事に高校を卒業した桐山零(きりやま・れい)と棋士たちによる戦いの日常と、あかり・ひなた・モモの3姉妹を中心とした川本家の日々を織り交ぜて、人々の人生の悲喜を描く『3月のライオン』。ちょうど1年ぶりの9月末に新刊の刊行となりました。アニメの放映開始と合わせたタイミングと思われます。刊行から少し経ちましたが、その12巻について書こうと思います。

 今巻のメインは2つの対局ですが、それと並行するように、前巻の後半で浮上してきた“あかりさんの相手”に関するエピソードが進行する、という構成になっています。
 前巻に引き続いて、冒頭は零による、あかりの“候補者”分析から。川本家の“父親”の一件が落着し、そのお礼の席があったようですが、そこで株を上げたのは大学生になった英世テイスト溢れる野口先輩。あかり達の伯母である美咲さんによれば前途有望そうですが、あかりさんとどうこう、という感じでは(今のところは)なさそうです。一方もう1人の候補者である林田先生は、どうも間が悪いというか、少し可哀想な評価に。そういうタイミングの良し悪しも含めて人の縁だと思いますので、致し方ないですかね…。

(さらに…)



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【一会】『白暮のクロニクル 9』……ついに辿り着いた、これが真相――か?

 不老不死に近い吸血鬼っぽい種族“オキナガ(息長)”が存在する世界。見た目は少年ながら88歳の“オキナガ”雪村魁(ゆきむら・かい)と、彼らを管理する厚生労働省夜間衛生管理課(通称やえいかん)の新人・伏木あかり(ふせぎ・――)が、12年に1度、未年ごとに若い女性を殺す「羊殺……

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【一会】『魔法陣グルグル2 6』……恋模様と引きこもり女神様と“龍”の波紋

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【一会】『猫瞽女―ネコゴゼ― 3』……その過去に、戦慄と涙

 戦後まもなくソ連に占領され、共産主義が台頭したパラレルな日本を舞台に、擬人化された猫たちによる遊侠活劇を描いた『猫瞽女―ネコゴゼ―』。盲目の女芸能者・瞽女(ごぜ)にして三味線に仕込んだ暗殺剣の達人でもある夜梅(ようめ)と、ロシア正教に由来すると思われる“機密”により対象……

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【一会】『双亡亭壊すべし 1』……何を憎み、何ゆえ破壊を願うのか

 『うしおととら』(100夜100漫第64夜)『からくりサーカス』(第27夜)『月光条例』(一画一会第26巻以降)など、藤田和日郎先生の作品には多く言及してきましたが、先月、新たな連載作品の1巻が刊行されました。ひと月ばかり遅くなりましたが、読んで思ったことを述べようと思……

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【一会】『ベルセルク 38』……“白”と“光”は、似ているようで違う

 現在連載中の漫画では、最高峰のダークファンタジーに数えられる『ベルセルク』の3年ぶりとなる新刊が、先月発刊されました。いくぶん中途半端ではありますが、今巻から言及したいと思います。  長大にして未だ道半ばの物語を要約するのは困難ですが、黒い剣士ガッツと、白銀の騎士グリ……



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