漫画のレビュー&随想 | 100夜100漫

――夜毎、お話ししましょう。貴方が私を縊(くび)らぬ限りは。

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「 一画一会 」 一覧

【一会】『月光条例 28』……いまはまだ、泣くべき刻じゃないぜ

月光条例 28 (少年サンデーコミックス)

 26巻から毎月連続刊行されている『月光条例』。このまま最終巻まで行くのでしょうか。

(さらに…)

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【一会】『銀の匙 11』……年度終わりと、愛すべきシビアさ

 長いようでやっぱり長かった、エゾノーでの1年が終わろうとしています。  思えばハチも随分たくましくなりましたねー。自分のご飯は自分で守る、が染み付いているあたり、連載開始当初とは一味違う、強い生命力を感じます。  バレンタイン投下作戦とか闇鍋とか、楽しいエピソードを……

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【一会】『魔法陣グルグル2 2』……魔王とグルグルと、大人になるということ

 例によって少し経ってしまいましたが、これは書かねばなりますまい。  一度は世界を救っちゃった(100夜100漫第28夜)勇者ニケとグルグル使いククリの、二度目のへっぽこ冒険道中も2巻目。前作から登場し、前巻終盤でまさかのパーティー入りを果たしたキタの街の兄妹ザザとミグ……

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【一会】『七つの大罪 7』……ひねくれ者の仲間思い

 書こう書こうと思っていながら遅くなってしまいましたが、最近の人気作でもあるし、ちょっと思った事を書こうと思います。  メリオダスの暴走と例の欠けた剣の喪失(黒目がちな無表情が恐ろしい!)、そんな彼を痛めつけた相手へのディアンヌの怒りと神器(ギデオン)の威力、聖騎士……

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【一会】『月光条例 27』……瞳に月を映して消えゆくものたち

 2014/02/24  一画一会, 随意散漫

 ついこの間26巻について書いたと思ったら、もう27巻。帯によると「怒濤の2か月連続刊行」とのこと。以前『はじめてのあく』(第95夜)でもラスト4巻が4か月連続刊行されていましたが、小学館のお家芸なんでしょうか。  前巻に引き続き、「紙上の者」こと「おとぎばなし」の……

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【一会】『せっかち伯爵と時間どろぼう 1』……変わらぬ安定感と、既にある不穏

 帯には「待望した!」と大書されている、『さよなら絶望先生』(100夜100漫第36夜)で知られた久米田康治先生の最新刊です。  先に作風の話をすると、「不労腐死」とか「9金以下の純度のものだけ買い取り」とか拷問とか臓物とか、言葉遊びから風刺的な内容でギャグを展開し、し……

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【一会】『白暮のクロニクル 1』……お役所と人ならぬ者と眉毛

 ゆうきまさみ氏が漫画家になる前、地方公務員として働いていた(らしい)ことは、『機動警察パトレイバー』(100夜100漫第45夜)でも書いたし、そう認識されているファンの方も多いと思います。この漫画の主人公は「地方」ではありませんが、厚生労働省で働く公務員であることには違……

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【一会】『夜とコンクリート』……自然と人工物を並べる美しさ

 標題作。不眠気味の建築士の、少し疲れてやがて眠れる一夜。  「夏休みの町」。暇暇な大学生たちと、丘の上の戦闘機とお爺さん。からの、反転。  「青いサイダー」。つんけんした母親に色々言われながらも、空想に遊ぶ僕少女。と、屋上のおじさん。  「発泡酒」。その時の“本当……

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【一会】『まるせい 1』……成年漫画描きの青春と苦闘

 刊行から少し経ってしまいましたが、面白かったので書きます。  タイトルの「まるせい」とは、「○」に「成」と書く、いわゆる成年向け漫画、ようするにエロ漫画のこと。『100夜100漫』は中高生くらいから上の人が読むだろうな、と思って書いていますので、基本的に成年漫画は……

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【一会】『乙嫁語り 6』……戦う男と幕を引く婆

 もう発売から1週間が経ってしまったけど、読んだので。  以下、ストーリー説明(ネタバレのため反転)。  だんだんと成長していくカルルクは、妻のアミルがいつまでも子ども扱いするのが気に入らない。アミルはカルルクを心配するからこそ、新しい服にもお守りの刺繍を施……

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