漫画のレビュー&随想 | 100夜100漫

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【一会】『双亡亭壊すべし 4』……彼方から来たらんとするもの

双亡亭壊すべし(4) (少年サンデーコミックス)

 東京都豊島区に建つ、謎めいて不吉な建築物〈双亡亭〉が引き起こす奇怪な出来事と、そこに巻き込まれ、これを破壊せんとする者たちを描いた『双亡亭壊すべし』。4巻が刊行されたのは4月のことです。既に先月下旬に5巻が出ていますが、追っかけで思ったことを書いておきましょう。
 〈双亡亭〉内に侵入し、超常的な事態に遭遇する、駆け出し絵描き青年・凧葉務(たこは・つとむ)と、魔を払う〈刀巫覡(かたなふげき)〉の少女・柘植紅(つげ・くれない)、そして自衛隊の突入部隊と民間の能力者たち。そして、虚空から舞い戻った少年・青一(せいいち)と、〈双亡亭〉に父を奪われた少年・緑朗、そして、国会議事堂に2人を呼び寄せ、集った歴代の総理たち。それら2つの視点から、物語は語られてきたのでした。

(さらに…)

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